豊見城グスク跡に建てられた
『沖縄空手会館』
今や世界中に愛好者のいる「空手(手:ティー)」
オリンピックの新種目としても
追加されたり
先月の沖縄空手国際大会が開催されたのも
記憶に新しいところ。
〝沖縄空手を独自の文化として保存・発展・継承するとともに
「空手発祥の地・沖縄」を国内外に発信し、
空手の真髄を学ぶ拠点として″
この施設は建てられました。
道場や鍛錬室がメインですが、
他にも研修室、売店や食堂、
そして展示施設(有料)があります。
以前、その展示施設に見学に行った時のことを振り返ってみます。
※展示等内容は変わっていないと思いますが…実際に見学した時と時差がありますのでご了承下さい。
展示室入り口のパネル。
首里城正殿を背景に
様々な空手にまつわる名言が。
「空手に先手なし」
空手の精神がこのパネルだけでも垣間見ることができてぞくぞくします。
展示施設内は写真NGなので
ざっくりと見どころだけをご紹介。
空手の歴史や各流派の偉人(達人)たち
それにまつわる資料を見ることができるのはもちろんなので、
それ以外をあげるとしたら…
1 入ってすぐのプロローグ動画
映画の様でカッコイイ演出!(HPで見られるPR動画とは別)
墨絵アニメーションがCOOL!
墨絵はおそらく、
廃藩置県後の本部朝基を描いた小説『武士猿』の表紙絵を描かれた方かと。
帰る前に、もう一度見ました。
2 古武道について
古武道で使われる様々な道具も展示されています。
棒やぬんちゃくは比較的目にしますが、
他にもサイや鉄甲など様々な道具、動き(動画)を見ることができます。
3 体験コーナー
鍛錬のための鉄下駄を履いてみたり
ゲーセンなどにあるパンチゲームのように
突きをして合否を計るものなど、
少しですが体験コーナーもあります。
全く空手に詳しくないワタシでも
その歴史や偉人たちの功績の一端に触れることができ、
学び、楽しむことができました。
庭にあるこちらの道場(守礼之館)は
高段者の昇段試験や、セレモニーなど、
特別な時にだけ使用される特別な道場。
普段は締め切りです。
その裏。
豊見城グスクのエリアの一部です。
関係者と拝みの人以外は
立ち入り禁止、となっていました。
奥の緑の部分、
このあたりが城部分だったのでは、
とのことでした。
空手についても学び、
三山時代の南山にも思いを馳せ、
そして…(続く)