がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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THE BATTLE OF NAKIJIN

2022年07月02日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

先日、今帰仁グスクにできた新しいコンテンツ
「THE BATTLE OF NAKIJIN」
を体験してきました!


 

2019年に制作された5G実証実験今帰仁グスクVR動画を元にした、
MR式バトルゲーム。

完全映像のVRとは違って
現実に見えてる風景に、カメラ内に映し出される映像が重なる
半リアル半仮想現実、っていう感じ。

実際の今帰仁グスクの城郭内でできればより良いのだろうけど、
今帰仁文化センター内の一室に設けられた
専用スペースが「舞台背景」となっていました。

 


ゲームの物語は1416年の今帰仁グスク。
中山軍VS北山軍の戦。

千代金丸の柄を模したコントローラーを操作すると
画面上では赤や水色のオーラをまとった「刀身」が出現。

自分が千代金丸を手にした北山王・攀安知となって
向かってくる中山軍をひたすら倒していくというもの。

 

ムムッ、中山軍イケメンじゃないか。

 


髭もないし若いな…尚巴志というよりは護佐丸か?


敵を倒した分だけポイントが加算されて
合計点でランク付けされます。
(王様~雑兵の5段階だったかな?)

自分がやられたらマイナスポイントになりますが
自分が死ぬということはありません。

 

 

プレイ時間は約5分。

最初は「なんだ、たったの5分かー」と思いましたが、

終了後は
汗だく&疲労困憊。

 

かなりのハードバトルです(笑)

 

こりゃ、5分以上は無理だ。

 

 

とにかく次から次へとやってくる中山軍。

 

ぎゃーー!!!
みんな同じ顔!しかも無表情!
ゾンビかっっっ!!!!

 

ってなったよ(笑)


時々中山軍が村の娘を人質にして向かってきて(非道!)
娘を斬っちゃったら減点とか
ボスは馬に乗ってて馬を先に斬るべしとか
変化があって、とにかく休まる暇はありません。

 

ちゃんと「斬れた」にカウントされるためには
コントローラーの操作になかなかコツがいるようで
へたれなワタシは動いている割にはなかなかポイントに繋がらず

最終的に下から2つ目の足軽レベルでした。


ちなみにオツレサマ↑は最上ランクの王様レベル!
初プレイで1万ポイント超えはすごいとスタッフさんも驚いていました!

 

最終的には歴史通り北山落城のシーンになり
VRの時と同じくじーんとくる落としどころで
余韻&歴史要素もばっちり。


大満足の5分間でした。

 

ええ、その後4日間筋肉痛を引きずることなろうとも!!
(マジです)

 

 

ゲームのPR動画はこちらから(今帰仁村観光協会Twitter)
https://t.co/OVhp5OCEsI」 / Twitter


ゲームは専用サイトからの予約制。
MR「THE BATTLE OF NAKIJIN」体験予約 (select-type.com)
(※1週間前からの受付)


日時指定制で1枠1組(2人)まで。
料金はひとり500円(※今帰仁グスクの入場料とは別)
当日、文化センターのカウンターで支払い。

 

体験してみて満足はしましたが、
正直いうと、この値段設定はだいぶお高め。
(最初二人で500円だと思っていたので、え!高ッ!!ってなった

歴史好きな人は琉球史題材のゲームという物珍しさもあって
高くても出すと思いますが(ワタシのように)、
そうではない一般の人が「やってみようかな」となるには
この値段ではかなり厳しめかな。

せめて、1組500円とかじゃないと、
またやろう!とは、なかなか……ね…。
(グスクの入場料は別に取られるし、しかも値上がりしてるし…)

 


予約制だからなのか、今帰仁グスクや文化センター周辺に
ゲームの存在をPRする掲示物等は特にありませんでした。

もっとPRしても良さそうだけどな?
予約が埋まってない枠はその場で申し込みでもOKにするとかさ。
そういう掲示物作って(〇時の回、空きあり 的な)。

平日は予約がら空きみたいだし。

知る人ぞ知る的な扱いになってたのはもったいないなーと思いました。

 

あと、残念ながら13歳(中1)以下はプレイ不可

立体視が未熟だからという説明になっていたけど、
そんなものなのかな?
せめて小学校高学年とかからはできたらいいのにね。

 

今後に期待です。


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