がじゅまるの樹の下で。

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リテイク版・芥隠

2019年06月10日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

『琉球戦国列伝』リテイク版、

5人目めは、

芥隠(かいいん)

 

 

【人物データ】

京都・南禅寺の流れをくむ禅僧。

1450年代に来琉し、
第一尚氏~第二尚氏初期にかけて活躍した。

広厳寺、普門寺、天龍寺、龍福寺などの住職をつとめ、
第二尚氏の菩提寺である円覚寺の初代住職となる。
王の相談役、外交官として、国政にも影響を与えていたとされ、
死後、「国師」の称号が与えられた。

 

 

その姿は奇異で
虎のように鋭いまなざし、
牛のようにゆったりとした佇まい…

と表現される芥隠。

ただ、このフレーズは徳の高さを表す
決まり文句のようなもので
実際の見た目の事ではないらしいのですが、

(なので琉球戦国列伝では敢えて
相反するおっとりした顔つきを採用)

一度、このフレーズのイメージで描いてみたくて
今回のリテイク版になりました。

第二尚氏のクーデターにも関与した可能性もあるということで、
立派な聖職者(和尚さん)というより
影で王府をコントロールする策士…っぽい雰囲気に。

大柄でガタイもよい…という設定。
(若い頃は特にムキっと)

キラキラ版でも登場している彼ですが、
どれも雰囲気が全然違いますね(笑)

 

芥隠についてはコチラの過去記事も→  


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