「琉球のユウナ➃」(響ワタル著/白泉社)
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先週発売になりました。
沖縄の店頭にもそろそろ並ぶ頃でしょうか?
ワタシは3巻からはkindleで購入しています。
発売日に、即ダウンロードしてすぐに読めることと、
巻数が増えてもかさばらないのがkindleマンガのメリット。
でも見開きページの迫力が落ちるのはデメリットかなぁ
さて、雑誌では一切読んでいないので
コミックが初見の感想としては、
あらぁ、ユウナちゃん、たくましくなって…
です。
かっこいいユウナが見れた4巻でした♪
成長著しいですね(体格的にも?w)♡
感想はこの一言くらいにしといて、
今回は4巻に出てきた琉球史エッセンスをピックアップして
過去記事にリンクしてみました。
歴史エンタメから、「次」(実際の歴史や史跡)へ!
というのがワタシのスタンスでもあるので、
マンガから「次」にもう一歩踏み込みたい人の
参考になれば嬉しいです♪
+ + +
◆火矢のこん棒使用
…これ、ホントは確実に死ぬからね…。
◆三平の大あむしられ
三平の大あむしられの一人、
真壁大あむしられの住居跡(殿内)は
玉陵や首里高校のすぐ近くにあります。
首里大あむしられの殿内は赤田にあり
(わらべうたでもお馴染みの”赤田首里殿内”)
ここは過去記事はないんだけど、
首里のおおあむしられが司る「安谷川御嶽」はこの時の記事に。
◆ハブ除けのまじないと札
以前取り上げた
『沖縄のまじない』に詳しく載っています
◆ノロの任命
国家公務員であるノロは王府から辞令書をもらって就任しました。
辞令書はひらがなで書かれており、
「首里之印」が押されていましした。
(マンガにもワンカット出てましたね☆)
◆ハベル(蝶)
◆辺戸の安須森
観光気分で気軽に行けるところではないので、
気軽に安須森感を味わいたい方は
隣の観光地「大石林山」をおすすめします。
◆辺戸の若水
首里城の年始行事に使う「若水」を辺戸の大川から汲む。
毎年12月に行われていたのですが…
今年は…できないね…(´;ω;`)
◆今帰仁の阿応理屋恵
今帰仁ハンタ道のそばに、
(今帰仁)阿応理屋恵ノロ火の神の祠↑があります。
ここは阿応理屋恵の住居地跡でもあります。
なお、阿応理屋恵の勾玉は残っていて
今帰仁村歴史文化センターに展示されています。
多くの勾玉が連なった重厚な首飾りは必見です!
ただ、ここでいう今帰仁阿応理屋恵は
第二看守(下記参照)一族からの出です。
◆北山看守
北山王を滅ぼしたあとの、今帰仁地域の監視役。
北山看守には第一尚氏期の第一看守と
第二尚氏期の第二看守があります(メインはここ)。
第二看守は尚真の三男(尚韶威)を初代に代々続き、
その一族の墓も残っています(→★ ★)。
第一看守は尚巴志の次男(尚忠)が初代であることはわかっていますが
(尚忠の前に護佐丸というのは伝承、かつ暫定的なものだったかと)、
尚忠が王位についた後、誰に継がれたのかは
はっきりは分かっていないそうです。