昨年のクリスマスにふるさとに帰った際、
持ち帰ってきた写真がありました。
懐かしい方々もいらっしゃることと思います。
大学2年の時、秋の大学祭でミュージカルの金字塔「The Sound of Music」を
上演しようという話が持ち上がり、
1年上の先輩がプロデューサーとなって、
台本もたしか東宝から借り、役のオーディションもして、
夏には合宿をし、美術学部の方に舞台セットをお願いし、
バレエをやっている同級生に振り付けを頼み、
洋裁が得意な同級生のお母さんに衣装を縫ってもらい、
作曲の後輩にヴォーカルスコアからオケ譜に編曲をしてもらい、
フルート科だけど指揮ができる同級生に指揮を頼み、
なんだか今から考えれば結構すごいことをやったのだなあと思います。
資金はみんなの持ち出しで、しかも入場は無料でした。
思えば本当にたくさんの皆さんにお世話になりました。
私が入学するまで音楽学部と美術学部は別々の校舎でしたが、
私が入学した年から一緒になって新しいキャンパスになり、
従って一緒の大学際も始まって2年目でした。
以来、毎年秋の大学祭でミュージカルを上演することが伝統となったようです。
記念すべき元年なんですね~
私は、マリア役でオーディションを受けたはずなのに違う役~
この中のどこかにいます・・・すぐわかっちゃいますかね・・・
↓
プロデューサーとなった先輩のお友達であるカメラマンのタマゴの方が、
本格的な舞台写真をたくさん撮ってアルバムにしてくれました。
実は照明や音響を担当してくれた方にビデオもお願いしていたのですが、
色んな手違いで録画できずでしたので、映像はこの写真のみ。
ホントにいい思い出です。
カーテンコールの様子です。
みんな涙また涙でした・・・
そして、手を広げてオーケストラの皆さんを紹介しているコンダクターが、
実は今はかなり有名になっている同級生。
昨年は、世界的トップレヴェルのドイツのオーケストラを
指揮したことでも話題になりました。
フルート専攻なのに指揮が上手で、
大らかで音楽に対する思いも熱く、
この人は何かやるだろうというような予感はありました・・・
もう30年も前のことになってしまいましたが、
細々とでも、音楽の勉強を続けていられる環境に感謝しつつ、
思い出にひたったひとときでした♪