10月15日「さらに極めるワイン会 ブルゴーニュ 第1回」の内容をお知らせします。
ブルゴーニュ地方の歴史や格付けについて そして6つの地区のうち 今回はシャブリ地区と コート・ド・ニュイ地区の2つの地区についてのお話をしました。
試飲したワインは以下の3点です。 シャブリ以外はブルゴーニュグラスで召し上がっていただきました。
皆さん、いつもよりゆっくりと時間をかけてワインを楽しみながら大切に召し上がっていただきました。
★シャブリ・ラ・ピエレレ
シャブリ全体の1/4という最大生産量を誇りながら品質的にもトップと目される生産者。エレガントなリンゴや洋梨のアロマが香り立ち、口中で見事な質感を感じることが出来るワインです。 リュットレゾネ(減農薬農法) ピエール・ガニェールやランブロワジー、ピック等数々の有名レストランからも支持されています。 シャブリ好きの英国人に最も愛されているシャブリ、輸出市場でダントツの一位(二位日本の四倍)の英国で25%というトップシェアを誇ります。
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★ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ [1999]
ニュイ・サン・ジョルジュにあるルモリケは4代目のジルと父親のアンリによって営まれる小さな造り手。ジルはボーヌにて醸造学を学びディプロマの認定を受け、1979年よりドメーヌに参加。彼のワインに対する情熱は熱く、現在ではGDVBなるブルゴーニュの醸造技術の向上を図るグループやFARRE(環境保護を目的とする農法を研究する団体)の代表と務めるなど精力的に動いている。 彼は畑の中の有機物を積極的に使い、肥料は牛糞やブドウ、野菜などから造い、昆虫類などをつぶさに観察し、自然のサイクルを大切にし、化学薬品などの使用を極力抑えている。現在畑は9.5ヘクタールになり、ジルがドメーヌを任されてからその評価は激変し、ワインスペクテーターで高い評価を得るまでに成長している。 深みのある茶色で、ハイビスカスやアカシアなどの花の香りに紅茶などの香りも感じられます。まだしっかりとした果実感があります。後半から甘みを感じ、タンニンは溶け込んでいます。時間がたつにつれ熟成感も広がり、余韻を存分楽しめます。 ジャッキー・リゴー「ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージより」 1999年 偉大な年であり優れた造り手のところでは「例外的」な年 [★★]
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★ヴォーヌ・ロマネ[2006]
3ツ星★★★に掲げる造り手、ドメーヌ・フランソワ・ゲルベ。 ヴォーヌ・ロマネに本拠地を置くこのドメーヌは、現在は2人の姉妹、マリー・アンドレ女史とシャンタル女史によって運営されている。ドメーヌは1947年に彼女らの父親であるフランソワが興し、1983年からすでに2人が引き継いでいます。二人が造り出すワインはすでにパーカーからも高い評価を得ており、女性だけでドメーヌを引き継ぐことは、ブルゴーニュでも先駆者として一目置かれる存在となっております。 彼女達は畑仕事も自ら行い、極めて有機栽培に近い自然派。醸造、瓶詰め、ラベル貼りまで全ての作業を行っております。その仕事には女性らしい繊細さが見られ彼女達のスタイルとなって表れています。 樽のニュアンスをきれいに感じさせ、緻密な果実味にしっかりとしたタンニン、まろやかな酸のバランスは素晴らしく、ゲルベらしいきれいなワインに仕上がっています。
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