阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

橋本市の陳情案件を歩く

2009年12月25日 23時21分49秒 | 政治
 今日は、海南市での辻立ちの後、連合和歌山と会合、午後は橋本市の陳情案件を見てまわりました。木下市長以下10人以上の市の幹部の方々とまわりましたが、大変綿密な準備をされていて、案件の実現に賭ける思いが伝わってきました。

 1.河南広域農道 

 2.371号線バイパス

 3.京奈和自動車道

 4.紀ノ光台企業誘致

 などの作業途中の現場を見て、これまでの行程の経緯、完成するまでの課題や問題点などを伺いました。また、


 5.橋本市民病院の内科医不足

 6.果樹の戸別保障制度

 民主党は、決して公共事業を否定しているわけではありません。和歌山のように地理的なハンデがあり、インフラ整備が遅れた県では、他県との競争の土俵に上がるためにもインフラの基盤作りは必要です。

 一方で、対費用効果や、事業の透明性、公平性、緊急度などは厳しくチェックします。日本は欧米先進国と比べれば、社会保障費がGDP比で約半分であるのに対し、公共事業費は約2倍にも及んでいます。公共事業費が突出している状況を変え、「命と安心を守る」政策に税金の配分を大きく変えなくてはなりません。昨年比で9兆円も税収が減った現状を考えると、公共事業は優先順位をつける必要があります。徹底的に無駄を省く構造への転換も必要でしょう。

 一方で、農業や医療は、当然予算をつけて頂かなくてはならない分野です。

 「優先順位はどれも一番や!」と市長が言う通り、これまで手塩にかけてきた事業への思い入れもあって当然です。私としては、「和歌山が和歌山らしく輝くこと」「その上で必要な基盤整備」のバランスを考慮しつつ、できる限り予算化されるように、努力を続けて参ります。


 写真:木下市長(右)、瀧洋一議員と企業誘致の現場を視察


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