浅田次郎『中原の虹』第二巻(講談社、2006年11月)
今巻は張作霖一味の出番は抑え気味で、春児・西太后・光緒帝・蘭琴ら前作以来のキャラクターによる展開がメインです。幼な子の溥儀も初めて登場します。しかし西太后と溥儀の対面はえらく美化されてますなあ(^^;)
今巻のラストで光緒帝と西太后の死が描かれたわけですが、最終的にこの物語ではどの時代まで描かれるんでしょうか。最初は張作霖爆殺事件までかなあと思いましたが、このペースだと辛亥革命かせいぜい袁世凱の死あたりで話が終わっちゃうんじゃないかなあという気がしてきました。まあ、途中で一気に北伐の前あたりまで話が飛ぶ可能性もあるわけですが……
今巻は張作霖一味の出番は抑え気味で、春児・西太后・光緒帝・蘭琴ら前作以来のキャラクターによる展開がメインです。幼な子の溥儀も初めて登場します。しかし西太后と溥儀の対面はえらく美化されてますなあ(^^;)
今巻のラストで光緒帝と西太后の死が描かれたわけですが、最終的にこの物語ではどの時代まで描かれるんでしょうか。最初は張作霖爆殺事件までかなあと思いましたが、このペースだと辛亥革命かせいぜい袁世凱の死あたりで話が終わっちゃうんじゃないかなあという気がしてきました。まあ、途中で一気に北伐の前あたりまで話が飛ぶ可能性もあるわけですが……