博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『封神榜』その1

2006年11月06日 | 中国古典小説ドラマ
『封神榜』第1~8話まで見ました。

最新のCG技術により『封神演義』を映像化!というのに惹かれてDVDを購入してしまいました。序盤の冀州侯蘇護と北伯侯崇侯虎との戦いでの、武将が乗る霊獣や仙術を使うシーンなどはそれなりに見栄えがしてます。(無論、『ロードオブザリング』や『ナルニア』並みとまではいきませんが……)

このパートでは蘇護の反乱から妲己の入内、そして姜子牙が殷に仕官して妲己を懲らしめようとするあたりまでを扱っていますが、(原典のあらすじはサイト本館の方をご覧下さい。)伯邑考が妲己の許婚で姫発(後の武王)とも親しい間柄という設定になっていたり、申公豹が妲己のボスになっていたりと、細かい所がアレンジされていますね。

配役は紂王役の馬景涛が、ワイルドで自分に自信がありすぎる暴君という役柄をうまく演じていると思います。チョイ役でなぜか唐国強(元始天尊)や午馬(商容)も登場します。しかし妲己役の范冰冰(ファン・ビンビン)は着物の肩出しルックが似合いますなあ(^^;) 清純な役所だったはずの『PRIDE 小魚児与花無欠』でもそんな格好をさせられてましたが……

あと、おまけで紂王の墓とか鹿台、牧野古戦場跡など『封神』ゆかりの場所を探訪する映像も付いてます。
コメント (4)
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