博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『少林僧兵』/『台湾1895』

2008年11月07日 | 武侠ドラマ
少し前からCCTVで『少林僧兵』・『台湾1895』の放映が始まってます。

『少林僧兵』は主題歌が『少林寺伝奇』と同じく映画『少林寺』のアレンジなので、『少林寺伝奇』の続編というか姉妹作っぽいですね。舞台は南北朝から明代嘉靖年間に移ってます。少林寺の僧兵たちと倭寇との戦いがメインになるようで、若い頃の戚継光もメインキャラとして登場してます。

サモ・ハン・キンポー父子が主役として登場しているのが売りですが、サモ・ハンは少林寺方丈の師兄で料理番兼武術師範でありながらなぜか長髪ですね(^^;) 

で、中国にやって来た日本の姫君がサモ・ハンの息子が演じる少林寺僧に惚れたり、姫に惚れている護衛役の侍がそれに嫉妬してサモ・ハンの息子と決闘したりしてます。日本人キャラはこの手のドラマのお決まり通り所々で日本語で話すのですが、『大明王朝』とか『大敦煌』とかに比べると明らかに日本語のレベルが上がってます。今の所あからさまにおかしい台詞は見当たりません。

内容も『少林寺伝奇』よりはかなり面白そうです。サモ・ハンも出てることですし、日本で放映するならこっちの方が良かったのでは(^^;)

『台湾1895』は『李小龍伝奇』の後番組で、予想通り政治色の強い歴史ドラマになってますが、物語は1874年の日本による台湾出兵から始まってますね。ここから日清戦争、下関条約による日本への台湾割譲、そして台湾民主国建国と崩壊まで描かれるんでしょうけど、かなり気の長い作品になりそうです(^^;)

『李小龍伝奇』はCCTV1での放映が終わったと思ったら、CCTV8とか地元長春のテレビ局で早速再放送が始まってます。こっちはDVDでボチボチと見てますが。
コメント (2)
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