博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『ゲーム・オブ・スローンズ第七章 氷と炎の歌』

2018年09月22日 | その他映像作品
『ゲーム・オブ・スローンズ第七章 氷と炎の歌』第1~最終第7話まで見ました。

前シーズンで再会を果たし、ウィンターフェルを奪回したジョンとサンサでしたが、北からはホワイトウォーカー、南からはサーセイ1世の侵攻という不安を抱え、南北挟み撃ちのような状態にありました。しかしその実サーセイらも南からデナーリス&ティリオンらの挑戦を受ける立場なのでした。

ドラゴン・ストーンを新たな拠点とするデナーリスのもとにはヤーラ&シオン姉弟、一族を爆殺されたオレナ・タイレル、ドーンのエラリアらが集い、更にウィンターフェルのジョンに参内を命じます。かたやサーセイのもとにはヤーラたちの叔父ユーロンが馳せ参じ、一族が二つの陣営に別れて対立しあうグレイジョイ家を見てると戦国感が増してくるなと思ったら、そのユーロンの艦隊がヤーラたちの艦隊を急襲し、ヤーラとエラリアを捕縛。そして当たり前のように怖じ気づいて逃亡するシオン。おい……

一方、ジョンはホワイトウォーカー率いる「死者の軍団」と戦うための支援を得ようと、サンサの不安をよそにドラゴンストーン行きを決意。「女王の手」のティリオンとは旧知の仲であることもあって、次第にデナーリスの信頼を得ていきます。両者の同盟の話が順調に進んでいく一方で、ヤーラの艦隊の壊滅に続き、ティリオンが計画したキャスタリーロック攻めは手詰まり、ジェイミー&ブロンの侵攻によりオレナ・タイレルも死亡と、周りからどんどん追い詰められています……

事態を打開するため、デナーリスはドラゴンに乗って自らレッドキープを急襲し、ジェイミー&ブロンの軍を焼き払っていきます。そこへブロンが決死の覚悟でドラゴン退治の秘密兵器「クァイバーンの蠍」を放って命中させますが……やっぱりドラゴンは反則ですね(震え声)

で、「死の軍団」がウィンターフェルに迫りつつあるという一報を承け、ジョンとデナーリスは彼らに対抗するためにサーセイに停戦を求めるということで一致を見ます。そしてサーセイを信用させるため、ジョンはダヴォス、彼が連れてきたジェンドリー、病が完治して戻ってきたジョラー、ハウンド、ミアのソロス、ベリック・ドンダリオン、トアマンドといったイカれた仲間たちとともに再び「壁」を越えて死人の捕獲を試みることに……

首尾良く死人を捕獲したものの、「死者の軍団」に包囲されてしまったジョンたちに、デナーリスがドラゴン三匹を引き連れて救援にやって来ます。これで勝つる!と思いきや、「夜の王」が投げつけた氷の槍がヴィセーリオンに命中し、撃沈…… 人間が「クァイバーンの蠍」とやらを命中させても死ななかったドラゴンを、ただの氷の槍を投げるだけで殺してるんだから、やっぱり人間よりホワイトウォーカーの方が強いですよね……

そしてデナーリス陣営とサーセイ陣営が一堂に会し、捕獲した死人を見せたりティリオンが姉を説得したりで色々あって停戦が成立したかと思いきや、サーセイはまたぞろ良からぬことを企んでいる模様。アリア・ブラン・サンサと生き残った姉弟が集結したウィンターフェルでは「シタデル」からサムが到来し、ジョンの出生の秘密が発覚。そして「壁」の向こうでは「夜の王」がゾンビ化したヴィセーリオンを我が物とし、「壁」を破壊していよいよ南方への進軍を開始といったところで第八部へ。

和製RPGなら、結末はお互いに惹かれ合うようになったジョンとデナーリスが結婚し、ジェンドリーはバラシオン家を継いで父祖の霊の祭祀を司ることになり、ウィンターフェルはサンサたち姉弟が治め……ということになるんでしょうけど、そこまで甘いドラマかという (^_^;)

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