「母さん、
ぼくはアンタのものだったけど
アンタはぼくのものじゃなかった。
ぼくはアンタが恋しかったのに
アンタはどうでもよかったんだな。
だから、もう、サヨナラ、だ。
父さん、
アンタはぼくを捨てたけど
ぼくはアンタを忘れなかった。
アンタを必要としてたんだ。
でも、ぼくのことなんて
アンタはどうでもよかったんだな。
だから、もう、お別れだ・・・」
久しぶりに、
ホンットに、久しぶりにジョン・レノンを聴きました。
やっぱ、ボクをロックの世界に引きずり込んだだけのことはあります。
良いです、凄いです、ジョンの声。
微妙に音程がずれてたりするところなんかも
彼の歌声とあいまって
感情がほとばしり出てますな。
自分から家族に決別する歌なんだけど
エンディングのシャウトには泣けてきます。
「ママ、行かないでよぅ!
パパ、戻ってきておくれよぉ!・・・」
延々とエンディングまでこのジョンの魂の叫びは続いていくんだけど、
演奏は淡々としてて、それがまた余計際立つんだよね。
あ、そうそう、このときはリンゴがドラムを叩いてるみたいで
やっぱり、ジョンとのペアはすごく彼も引き立つよねえ・・・。
いや~、「ジョンの魂」っていうアルバムは
「重たい」っていってあんまり聴く人が周りにいないんだけど
これこそ、野蛮人魂ですぞ、みなの衆!
機会があったら、ぜひ、どうぞ。