「みんなそれぞれ
口にするのは
何とか主義、カントか主義、
だれだれ主義、だれそれ主義、
なんたら主義、カンたら主義、
主義、主義、主義ばっかり・・・
でも、僕らは言いたいんだよ
”平和にもチャンスを
与えてくれよ”ってさ」
ジョンがこの曲を作った当時は
アメリカがベトナム戦争をやってて
今のイラク戦争とおんなじ様な状況になってたみたいなんだけど
ホントに昔も今も変わらないよねえ。
大国同士の思惑に小国が巻き込まれて
そこに住んでる人たちが一生懸命もがいてるかんじがさ。
イスラム教の何が悪いのかな?・・・
民主主義とは相容れない?・・・
んなことないでしょう。
宗教ってのは基本的に
道徳の規範になりうるもので
それがヒトに牙を向くときは、
その教えを勝手に解釈して、それ以外の考え方を一切合財否定するときなんだと思うよ。
その危険性はどんな宗教にもあるわけで
それは宗教だけじゃなく、「なんたら主義」っていわれるどんな思想にもいえると思うんだ。
んで、すべての「なんたら主義」ってのことを考えてあげるんであれば
「平和シュギ」ってのにもチャンスを与えてほしいって
ジョンは考えてたんだろうなって思う。
実際、ボクが育った家も、
結局のところこれが原因で家族がバラバラになっちゃったしね。
身近な人であればあるほど
同じ考えを持ってほしいって考えるのは人情だと思うけど
押し付けあったってうまくいきっこないよ。
結局どちらかが考えを曲げるか
「もう別れましょ」ってなことになるだけなんだから。
「平和」には程遠いよね・・・
お互いに「違うからおもしろいよね」って考えることが出来ればね・・・
そう考えるのって
そんなに難しいことなのかなあ・・・