「ア・ゴー・ゴーにいこうぜ
みんなして行こう!
さあ、出ておいでよ」
原曲は
「スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ」。
81年のストーンズのアメリカンツアーのときのライブ盤
「スティル・ライフ」に収められとります。
この曲もやっぱり、原曲を後に聴いたんだけど
ストーンズは他のカバー曲に漏れず
原曲を上回った演奏をしてるよねえ。
ガラクタっぽい演奏がね
とてもいい感じだよ。
詩の内容は、全く意味のない
「ア・ゴー・ゴー」っていうお店のコマーシャルソングなんじゃないかって思わせる内容で
「そこにいけばいろんな人に会えるよ
黒人だろうが
白人だろうが
1ドル50セントあれば
一晩中楽しめる
誰と一緒でも大歓迎さ
タクシーだって割引してくれるぜ」
と、まあ、コメントする気も
起きないくらいな内容になっております。
でも、
かっこいいんだよねえ。
このライブツアーは
ハル・アシュビー監督によって
「レッツ・スペンド・ア・ナイト・トゥゲザー」っていうドキュメンタリー映画?に
撮られてるんだけど
それがまた、カッチョよくってさ。
このときのツアーは
それ以降のストーンズのライブの元になってると思うよ。
当時、38歳なのかな?
ミックやキースは。
それでも、スタジアムを使ってライブしたのは
初めてらしくて
アクションなんかがとても初々しくてね、
今みたいに余裕しゃくしゃくじゃなくって
笑っちゃあいけないんだろうけど
なんか、笑っちゃいますよ。
一番リラックスしてるのは
ロンウッドでさ。
そこらじゅう走り回って
一生懸命ギターを弾いてるキースが
ビックリしちゃうっていうのとか
面白映像満載です。
観てない人は
いますぐ
「ゴーイング・トゥ・ビデオ屋」することを
おすすめするね。