yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

アルバムのクレジットにない曲

2007年12月28日 | アートイラスト

Byebyeian_stewart ストーンズの86年のアルバム「ダーティ・ワーク」の中には

最後にクレジットされてない曲が入ってる。

それは「6番目のストーンズ」って言われたイアン・スチュアートが弾いてるピアノで

「キー・トゥ・ザ・ハイウエイ」っていうんだ。

もともと、デビュー前からストーンズでキーボードを担当してたんだけど

「ルックスが、らしくない」っていうことで

デビュー時にメンバーから外されたらしい。

それでも、レコーディングやツアーにはいつも参加してて

その辺が、「ビートルズになれなかった男」ピート・ベストとはちょっと違うね。

その「イアン」が「ダーティ・ワーク」が仕上がった後

急死してしまい、

アルバム発表する前だったんで

急遽、彼が一人で録音してたこの曲を

追悼の意味を込めて

最後に挿入したらしい。

正式メンバーになれなくて、

それでも黙々と、楽器運びなんかもやってたらしく

とても悔しかったろうし、辛かっただろうなって思うよ。

でも、その姿が

きっと、メンバー間の軋轢なんかの緩衝材にも

なってたんだろうなあって思う。

だって、このアルバムの後、

ミックとキースの仲たがいが表面化し

しばらくストーンズの活動を休止してたくらいだからね。

彼の葬儀のとき、あのミックが大泣きしたらしい。

それぐらいメンバーにすごく人望があったみたいだよ。

実は、

ボクの中でも

ストーンズはここで終わっちゃってるんだよね。

「イアン」のことはよく知らないけど

この後の「スティール・ホイールズ」以降のアルバムの出来が

なんか、イマイチに感じられるんだよなあ・・・。

ミックやキースの気持ちが

ストーンズから離れちゃった気がするというか・・・。

ビートルズのマネージャー「ブライアンエプスタイン」が亡くなった後

ビートルズが解散に向かっていったのと同じように

「イアン」が亡くなった後、

ストーンズも離れ離れになっちゃったんだろうなあって

今は、そう感じてる。

影に隠れてたヒトが

実はとても大切な役割を担ってたんだろうね。

本当に大切なものは

なくなってはじめてわかるっていう典型のような気がするよ。

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コメント
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