まあ、硫化水素を使おうが
練炭を使おうが
飛び降り自殺とか
線路に飛び込むとかもそうなんだけど
やっぱり、自ら生を絶つってのは
相当な決意が必要だし、無理な行為だから
必然的に周りの人にも危害が及ぶことが多いよね。
新聞なんかや、他のところでも
みんな、「死ぬことを考えちゃいけない」って言うんだけど・・・。
・・・・・
でも、
「死」を考えることって、誰も一度は経験があるんじゃないかなあ。
それを考えて、はじめて本当の意味で「いかに生きるか」ってことに
思いが至るような気がするんだよね。
「生」と「死」は表裏一体な感じがする。
だって、生きてないと死ぬことってないし・・・
・・・・・・
ボクは、自分が死ぬときは「笑って死にたいな」って思った。
んで、そうなるにはどうすればいいかって考えると、
精一杯、悔いを残さずにやればいいんじゃないかって思った。
「悔い」って誰しも経験があると思うけど
すごくいやな気分なんだよね。
いたたまれなくなるっていうか、
下腹部が切なくなるっていうか、
胸がかきむしられる感じがするというか・・・。
でも、
やれるだけのことをやっとけば
結果的に失敗しようが成功しようが
自分の中で、ある程度納得ができるんだってことに気が付いた。
そしたら、ぼんやりとだけど、
笑って死ねるんじゃないかって思えるようになったんだ。
実は、「自分のベストを尽くす」って、ものすごく難しい。
大体、「自分のベスト」がどんなもんかもわからないし。
でも、
だから、続けられるんじゃないかって思う。
「生きること」もそうなんじゃないかなあ。
とにかく、
自分の、その時持ってる能力のベストを尽くして生きてるよ。
もちろん、途中で棄権しないようなペースで。
結果なんて、ボクが生きてるうちに出るかどうかなんてわかんないし。
長い距離を走るマラソンランナーみたいに、ね。
その積み重ねが、
ボクの今の状態なんだと思う。