ボクが子どもの頃にNHKで放送された「未来少年コナン」。
1978年に放送されたらしいから小5か小6の頃見てたんだね。
宮崎駿作品だけど、その当時は「ハイジ」を作った人だなぐらいにしかわかんなかったなあ。
まあ、ジブリを立ち上げたのはこの作品の後ぐらいだろうからあたりまえっちゃ当たり前か。
今見ると、宮崎駿監督はこの当時から主張はほとんど変わってないんだね。
「いかにして自然との調和を図るか」っていう、ね。
「ナウシカ」や「もののけ姫」にも通じるテーマが、まったく変わってない。
登場人物も、名前やシチュエーションは違っても共通してる部分が多い。
「ラナ」が「ナウシカ」であり、「サン」であり、
「コナン」が「アスベル」であり、「アシタカ」であり、
「モンスリー」が「クシャナ姫」であり、「エボシ御前」・・・。
ほとんど同じなんだけど、やっぱり面白いよ。
子どもの頃観てて、ほとんどストーリーも覚えてるんだけどね。
話の展開もよくできてるし、次がどうなるか気になって気になって・・・。
1週間に1枚ずつなんだけど、今週は2枚レンタルしてきたよ。
あと、1枚で完結するんだけど、やっぱ、全部借りてくりゃ良かったかなあ。
あ、いや、いや・・・。
これくらいは我慢できないとね。
息子にもいろいろ我慢を強いてるから、大人もその見本をみせなくっちゃ。
しかし・・・、
「コナン」の時代設定は「2008年に超磁力兵器で地殻変動がおき、人類はほとんど滅亡したんだけど、その20年後、かろうじて生き残った人々の話」なんだけど
2008年といやあ、もう過ぎてるじゃん!
子どもの頃はずいぶんな未来の話だと思ったけど
いつの間にか、追い越しちゃってるんだネエ・・・。
時の経つのは早いよ。
なんか、しみじみしちゃうね。
おまけに、ボクらの世代だと「コナン」っていうと、
この「未来少年」なんだけど、現代の子ども達は「名探偵」の方だから、
いちいち「未来少年コナン」ってフルネームで言わないとダメみたいなんだよね。
それでも知らない子の方が多いってのが、また時代の移り変わりを感じるよ。