今日は朝から雨がザーザー降っており、
早めに起きて朝ご飯の準備を済ませようと張り切っていたボクは
ガッカリして二度寝を決め込んだ。
息子もいつもより早く起きては来たが「雨だね~。」とあまり残念そうなそぶりもなくゲームをしてる。
6時30分になり、渋々起きて朝ご飯の準備に取り掛かったが、
もう雨が止んだというのに少しずつあたりが暗くなってきて、7時ごろには曇り空でも太陽がある場所が確定できるほどになった。
朝ごはんをサッサと済ませ、
『見えるときがあるかも・・・』とベランダに出て観察してると
雲の切れ間からたまに部分日食がみえるではないか!
でも、日食観察用のグラスを使用するとまったく見えないくらいの薄曇だったから肉眼でも観察できた。(でも、これってホントは目に良くないんだよね。)
んで、本番の金環日食が・・・!
肉眼でもこの写真のように見れたし、グラスを使っても観察できた。
「見えた~!、見えた~!」と息子と二人で騒いでると
マンションの上の階や下の階のおじさんやおばさん達もベランダに出てきて「見えた?」と確認してきた。
近所からも子供達の声で「見える~!」と騒ぐ声も。
いや~良かった良かった。
いままで部分日食は見たことあるけどこういうものははじめてだからね。
でも・・・。
『天の岩戸伝説』は体感出来なかったな・・・。
実はこの体験を求めてたんだけどなあ・・・。
「明るく輝いてたおひさまがだんだん少しずつ欠けてきて、雲もないのにあたりが急に暗くなり、おひさまがなくなってしまう・・・」という状態。
できれば、古代の人々が恐れおののきそうな出来事を追体験したかった・・・。
今日のような状態だと、もともと曇り空で暗かったしね・・・。
逆に雲の合間から顔を出してくれてようやく「見えた~!」じゃあさ、
古代人の恐れおののいたイベントとちょっと趣向が変わってしまってるよね。
でも、まあこればっかりはしかたない。
もし将来、ボクらが定年退職後も年金がしっかりともらえて悠々自適な生活が送れてるようだったら(実はこれこそ恐れおののきそうな事態になってる可能性が・・・)
皆既日食を世界中に追い求めて旅をすればいいだけの話だからね。
住んでる場所でのイベントはもうないかもしれないけど
きれいな輪を肉眼で見れたから良しとすることにしよう。