安田祭というのは横浜国立大学ロック研究会に所属してた「安田さん」が若くして亡くなってしまったのを偲んで始められるようになったイベント。
安田さんはとにかく「良いところがあればいいじゃん。」という人で
どんな人に対しても長所を見つけてはほめてくれる人だった。
おかげでボクも安田さんと話をすると、めちゃくちゃほめてくれるもんだから毎回とてもいい気分にさせられた。
それがおべっかじゃなく心の底からそう思ってるという感じだったんでなおさら気持ちよかった。
きっとほかの人たちもそう感じてたに違いない。
だから交通事故で若くして亡くなった後、安田祭としてこうして16年間ずっと続いてきたんだと思う。
「追悼」という印象が強かったこの会だが
最近では
とにかく学園祭のような雰囲気が強く、
大学生じゃなくなった人たちにコピーバンドでもオリジナルでもなんでもいいから
バンド演奏を発表する場になっており、
これはこれで、
安田さんの思いや人柄につながるような気がしてリラックスした雰囲気を楽しめるような祭りになってる。
きっと安田さんもこの展開は喜ぶに違いない。
長らくやってた「グッピー」というロックカフェも
経営者がかわり、「クラブセンセーション」と名前も変わり、
でもお店の雰囲気は変えず、ライブはどうにかつづけていってるようす。
オリジナル曲を作って未だにライブハウス等で活躍してるのは
キヨステとトラメだけ。
まあ、いまでも続けてるってコトだけでもすごい事だと思う。
もうひとつ「イッツR&R」というバンドもあった。
とにかくほとんどがコピーバンド。
学園祭のノリとまったく同じで何も考えてない
まあ、でも、
それはそれでけっこう楽しめる。
もうルックスはおじさんになった人たちがなかなか良い雰囲気で楽しんでる。
ボク自身はほとんど学生時代もコピーバンドをやらなかったし、
やる意味もあんまりなかったんで
もっぱら観ることが多い。
それは今も変わらないなあ。
オリジナル曲で表現することにしか興味はなかった。
モチロン今現在も。
でも、このお祭りでどのバンドでもドラムを担当したKくんには次の機会で大いに好きなことをやってもらおうと思い、
そのバンドのお手伝いをすることにした。(実現するかどうかは不明)
とにかく横浜国大ロック研に所属してた人は一度足を運ぶといいよ。
もちろん、知らない人たちも多いだろうけど、
社会に出た後はなかなかバンド演奏する機会なんてないからねえ。
久しぶりに楽器を持ったという人たちもいるし、
素人の参加イベントとしてはもう十分すぎるくらいのイベントだと思う。