最近、フェルメールの代表作と言われてる「真珠の耳飾りの少女」が大人気だね。
必ずどこかの美術館で展覧会をしてる気がする。
この構図は日本で言うところの「見返り美人」。
こういうポーズが古今東西を問わず「絵」になるんだろうな。
昔の浮世絵では、この振り向いた顔が「引き目鉤鼻」だったんだけどね。
今じゃ大きい目のほうがもてはやされてる。
ちょっと太めが良いと思われてたり、
逆にほっそりしてなきゃダメ、みたいなのもある。
時代と共に美的感覚っていうのも少しずつ変わっていくんだろうけど
それはそれでちょっと不思議な感じがするよ。
が、そのことも理由のひとつとして生物の進化が促進されていくんだろうな。
体が大きい方が異性にもてるとなると、その方向で頑張っちゃうだろうし、
小さい方がもてるとその遺伝子が次の世代に伝わることが増える。
体が大きい方が魅力的なんていう価値観が一億年ぐらい続くと、恐竜みたいな巨大化が進むんだろうなあ。
そのことを考えると、時代と共に価値観が変わるって事は
多様化が進むからそれはそれでとても良いことのような気がする。
ボク自身は結構派手な顔つきも好きだし、
「引き目鉤鼻」的な和風美人も素敵に感じるけど、
小6の息子は「ベッキー」や「ローラ」みたいなハーフタレントのほうがお好みらしい。
「おめめパッチリ」なところが良いんだって。(笑)
それを聞いた「引き目」系の妻は少々むっとしてたけど。(笑)
まあ、でも、美的感覚っていうのは色々あったほうがホント楽しいよね。