電気代金の決め方を最近のニュースで知ってちょっとビックリしてる。
「かかった費用」はすべて電気代に含まれるのはしょうがないんだけど
一定の「もうけ」までそこに含まれるとは・・・。
人件費はもうけから捻出されるんじゃなくて、かかった費用に含まれるんだってさ。
それじゃあ、「もうけ」って何のためにあるの?
発電所の維持費やらなんやらかんやらはすべて「かかった費用」に含まれてるらしいからね。
どうにも不思議。
「もうけ」で何をしようとしてるのやら・・・。
かつて三菱ふそうというトラック製造会社はタイヤが外れた人身事故を
単なる運転手の管理ミスにするため、リコール隠しをしてたことが判明し、
直接関係のない三菱自動車を含め経営に四苦八苦してる状態だが
自動車の代金を値上げするという話は聞かない。
そりゃそうだ。
そうしたらなおさら売れなくなっちゃうもん。
ギリギリまで安くして、なおかつ信頼ある製品を造り、サービスを充実させていくしか方法がないよね。
これが「民間企業」の不始末後のあるべき姿だと思うよ。
しかし、
電力会社はまるっきり違うらしい。
これで「民間会社」って堂々とおっしゃるからおかしな話になっちゃうんだよ。
自分たちが管理してた原発でさえ「お国のせい」と結論付けてるんだから
いっそのこと「国営」にもどせば?
もしくは「水道局」とかみたいに地方自治体の下に組み込んで
地方公務員並みの賃金になってもらうとかね。
自分たちで責任をとらないのに莫大なお給料をもらうのはおかしいよ。
もちろん、原発で危険な任務についてる人たちには莫大な危険手当はつけるべきだけどね。
とにかく・・・、
人が住めなくなるようなくらいの深刻な原発事故を起こした会社とは思えないくらいの高飛車な態度はどうにかならないモンかねえ。
政府が値切らなきゃいつでも最大限の言い値が通るっていう摩訶不思議なシステムを
どうにかしてほしいもんですよ。
独占を許されてるわけだから、もちっと謙虚になってほしいね。
と、感じる今日この頃。
でも、情けないことに
できることといえば、こまめな節電だけですよ、小市民としては。(苦笑)