むかしから汗をかくのが好きだった。
汗をかくことで、なんかこう、一生懸命何かに取り組んだ気になったからだろう。
だから、季節も夏が一番好きだった。
夏の夜にじわっと汗が染み出てくるような風通しの悪い安アパートの部屋の中でウイスキーを飲みながらブルースやらレゲエなんかを聴いてると
奴隷だった黒人のやるせない気分に、より近づけるような気がしてた。
今考えると、
きっと暑さとアルコールで脳ミソが麻痺してトリップしてたに違いない。
でも、ここんとこの夏の暑さはちょっと度が過ぎてるね。
歳を食ったせいなのかなんなのかよくわからんが
とにかく、とてもじゃないがそんな気分に浸ってられる余裕がないよ。
ヘトヘトですぐに寝てしまうようになった。
今じゃ涼しい気分になるためにレゲエを聴いてる。
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YouTube: Bob Marley One drop
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