yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

なんだかヤな雰囲気・・・。

2013年07月16日 | 国際・政治

参院選挙も後半になり、

だんだん、各党の党首達も少しずつ本音が出てきたご様子。

やっぱり一番気になるのが自民党の安倍さんの発言だ。

なんせ、多分自民党の一人勝ちで

狙いの参院衆院のねじれ解消が叶うのでは?と言われてるし、

メインの論戦になってはいないけど

「憲法改正」をもくろみ、自衛隊を軍隊にして

日本を『武力行使で紛争解決できる国』にしようとしてる節があるから。

言い方は「誇りの持てる国」なんて言い方でごまかしてるし、

経済政策のみを強調してるから、なおさら心配。

なんでこんなに心配してるかっていうと

この展開って

第1次世界大戦後のヒットラーの台頭するドイツの雰囲気によく似てる気がするんだよね。

実際に当事者としてみてた訳じゃないけどさ。

ヒットラーも、すぐにあの独裁政権にたどり着いたわけじゃなく

その当時もっとも民主的だと言われていたドイツ憲法の中から選挙でしっかりとのし上がってきたんだよね、実は。

最初っから民族差別主義者ではあったんだけど、

ナチ党が政権をとった後、

まずは第1次大戦の敗戦後の不景気に悩まされていたドイツ経済を

大胆な公共事業で経済復興を成し遂げたからこそ

ドイツ国民はヒットラーに対し「独裁政権でもいいだろう」と体制の変換をゆるしたんだよね。

でも、結局その経済復興も大企業までだけで、末端までは行き渡らなかったもんだから

そこを「ユダヤ人が搾取しているせいだ」と大胆な敵視政策に舵を切っていった経緯がある。

まずは「経済政策」に成功したから、だからこそその先の「独裁政権」につながったというわけ。

「まさか、そんなことになるわけないじゃん・・・」という意見もある。

確かにちょっと心配しすぎかもしれない。

流れ的には「維新の会」みたいなのがより「ナチ党」に近いからね。

既存の最大政党にヒットラーは所属してた訳じゃなく

そういう既存政党を否定して過激な右翼政党として台頭したのが「ナチ党」だから全く同じっていうわけでもないんだけど、

でも、それ以外はホントに似てる気がするんだよね。

安倍さんの発言も

既存の大政党の党首っぽくないんだよね。

一部の特定の考え方をもつ人たちをさげすむような言い方でレッテル貼りをしたりしてるからね。

まるで戦前の「非国民」というレッテル貼りに近い臭いを感じる。

だからこそ怖い気がするんだよね。

いろんな考え方を否定しているからすごくファシズムっぽいし、

そういういろんな意味で「怖さ」を安倍さんには感じる。

個人的には「ねじれ状態」のまま政治家の皆さんには頑張っていただきたい。

そんなに急いでいろんな物事を進めないでいただきたいんだ。

国の根幹を変えようとしてるわけだから

もうちょっと議論を尽くして、ゆっくりゆっくりと、ね・・・。

ヨロシクお願いしますよ、ホントに。

Three_little_birds

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コメント
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