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ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

映画『ヤング≒アダルト』予告編

2015年08月08日 | 映画
映画『ヤング≒アダルト』予告編


ついつい「昔の彼氏を取り戻すために故郷に帰って大騒動を巻き起こす~」という説明を読んで

てっきりコメディだと思ってレンタルしたら、

結構重たいドラマだった。

軽いコメディ観て笑って過ごそう・・・なんて気楽に思ってたから当てが外れたけど

まあ、これはこれで面白かったんで、これはこれでアリかな。

昔、「アダルトチルドレン」なんて言う言葉が流行った。

その意味は「精神的に大人になりきれずいつまでも子どものころのトラウマを引きずっている人」という人のことを指してるんだけど(たしかそうだよね?)

この映画のタイトルは「精神的に若いころ(10代後半から20代前半)のトラウマを引きずってなかなか大人になりきれない人」という意味なんだろうと思う。

実際、その頃が自分自身一番輝いていたと思い込み、

そのころ付き合ってた彼氏に赤ん坊が生まれたことをきっかけに、その彼と運命の相手である自分が再びよりを戻させようと画策するというお話。

人間一人が生きてれば、どんなにうまくいってるように見える人でもいつも順風満帆ってわけにはいかないだろうから

この映画を観て笑える人はそうそういないんじゃないかな。

まあ、もちろん、

コメディと勝手に勘違いをしたのはボクなんで

制作側も別に笑わそうなんて思ってないでしょうが(苦笑)。

とにかく、

まあ、ホントいろんなことが起きると思う。

でも、そのことを引きずって

いつまでも未来に目を向けられないのは

やっぱりせっかく一つの人生を生きるチャンスを与えられてるわけだからもったいないよねえ。

と、感じる映画だった。

何か事を決断する時に

「この決断で起きる最悪なことは?」ということを想像してみて

「もしそうなっても自分は今する決断に後悔はないか?」を考えていくしか手はないんじゃないかと思う。

それでも自分が想像する以上の最悪が起きた時でも

あの時は精一杯考えて結論を出したわけだから、それこそ「想定外」ってことで納得するしかない。

要は決断する時が大事なんだよね。

巻き起こってる感情に流されず、いかに冷静になれるか・・・。

いや、自分で書いててめちゃくちゃ難しいこと言ってるなあって思うよ。

そう思うんだけど、やっていかなくちゃいけないんだろうなとも思う。

そう思わせてくれた映画でした。

興味のある方、どうぞ。(こんな説明で興味がわくかどうかわかりませんが・・・)



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