yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

GOD - John Lennon

2016年03月04日 | ジョン・レノン
GOD - John Lennon


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『神』

神はボクらの苦痛を推し量る概念にしか過ぎないんだよね
もう一度言うよ
つまり
神なんてものはさ、ボクらが味わう苦痛を量るための考え方の一つに過ぎないってこと

ボクは 魔法を信じない
ボクは アイチングを信じない
ボクは 聖書を信じない
ボクは タロット占いを信じない
ボクは ヒットラーを信じない
ボクは イエスキリストを信じない
ボクは ケネディを信じない
ボクは 釈迦を信じない
ボクは マントラを信じない
ボクは ギータを信じない
ボクは ヨガを信じない
ボクは 王様を信じない
ボクは プレスリーを信じない
ボクは ボブディランを信じない
ボクは ビートルズを信じない

ボクが信じるのは 自分自身
ヨーコと自分だけ

それが現実なんだ

夢は終わった
どういえばいいんだろう
夢は終わった
過ぎ去った昨日に

ボクは夢ばかり追いかけてた
でも生まれ変わったんだ
ウォルラスだったんだけど
今は単なるジョンなんだ
だから
親愛なる友人たち
キミたちは重い荷物を背負わなくちゃいけないんだよ
だって
夢は終わったんだから

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後半部を聴いてると
いつも胸がいっぱいになってしまう。

ジョンはどんな気持ちでビートルズの解散を受け入れたんだろうか。
ビートルズを辞めたがってたという話はよく聞くけど
この歌を聴いてると
それは本当の気持ちじゃなかったような気がする。

ジョンにとったらビートルズは家族同然で
もちろん意見の食い違いがあったとしても
いつも一緒に行動しなくなったとしても
家族は家族としていつまでも存在してて
解散してバラバラになってしまうなんてことは想定してなかったんじゃないのかな。

受け入れがたいビートルズの解散という事実をようやく受け入れられた気持ちを歌った曲がこの「ゴッド」という曲のような気がする。

ジョンは「家族」をいつも欲してたんじゃないのかな。
形だけじゃなく
本当の信頼関係を築けた関係を。
コメント
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