Give Peace A Chance (1969) - Official Video
「Give Peace A Chance(平和を我等に)」
みんながそれぞれまくしたてるのは
バッギズム、シャギズム、ドラッギズム、マッディズム、ラギズム、タギズム・・・
これ主義、あれ主義、主義、主義・・・・
*ボクらが伝えたいことは
「平和主義」にもチャンスをくれよってことなんだ *
みんなが口にすることといったら
牧師、大臣、邪悪さ、手すり、欄干・・・
そして、小さな空き缶、大司教さん、フィショップス、ユダヤ教師、丸い目、バイバイ、バイバイ・・・
*ボクらが伝えたいことは
「平和」を口にするチャンスも必要だってことなんだ *
ちょっと言わせてくれよ
革命、進化、咀嚼、刑罰、規制、総合、黙想、アメリカ人、祝福・・・
そういうのもいいけど
こういうのもいいんじゃない?
ジョンとヨーコ、ティミー・リアリー、ローズマリー、
トミー・スマザーズ、ボブ・ディラン、トミー・クーパー、
デレク・テイラー、ノーマン・メイラー、
アレン・ギンズバーグ、ハレ・クリシュナ、
ハレ・クリシュナ・・・
*ボクらが伝えたいことは
「平和」そのものにチャンスをくれよってことなんだ *
・・・・
* * *
まるで平和主義を掲げる日本国憲法を歌にしたようなこの曲を作ったジョンレノンが、銃という暴力で亡くなった日がまさに58年前の本日12月8日。
そして、日本が真珠湾攻撃を仕掛けた日でもある。
日本人を妻にし、
平和活動にいそしんだジョンが、
真珠湾攻撃のあった日に、
ニューヨークで凶弾に倒れるなんて、
ホントにできすぎた話。
ジョンが日本人に「平和憲法を大事にしてくれよ」というメッセージを残してくれたんじゃないかって、
このエピソードから勝手に思ってる。
だから、
この憲法を踏みにじる人間は「他人の命を軽んじている」ように感じて本当に許せないんだよね~。
* * *
ちなみに、
この曲は平和活動の一環「ベッドイン」の最終日にジョンのひらめきでこうやって録音された。
こんな風なレコーディングで、50年近く後もこうやって親しまれているんだから驚きだよね。