このほど、
アニメ界の「アカデミー賞」と言われる「アニー賞」の「インデペンデンス長編作品賞」を受賞した
細田守監督の「未来のミライ」を観た。
日本国内では結構酷評で、
興行成績も芳しくなかったし、
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」を見ても
そんなに騒がれるほど?という印象しかなかったので、
きっとそれらよりもパッとしない映画なんだろうな~と期待してなかった。
まあ、でもそれが逆に良かったのかもしれないな。
映画を見終わっての率直な感想は「今までの細田監督作品の中で一番良かった」というもの。
実際、
これまでは、細田監督の独特なファンタジーの世界観にイマイチついていけなかった自分がいたのだけれど、
この作品では何の違和感もなく入って行けた。
作品のテーマが「自分はいったいどこから来たのか?」というルーツを探る旅でもあったことが、
ボクの好みにマッチしたのかもしれない。
もしくは、
ボク自身、シングルファザーとして子育てに奔走したので
凄く共感できたというのもあるのかもしれないし、
きっといろいろな条件がうまく合わさったんだろうな~。
とにかく、「面白くて深い映画」です。
是非とも皆さんにもお勧めしたい!
この勢いで「アカデミー賞」もゲットできるかも・・・
と思わせるくらいの映画のような気がするよ。
「未来のミライ」予告2