yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

メディアの報道姿勢に一番重たい責任があるんだよ。

2019年05月05日 | 国際・政治

最近、「首相、改憲へ意欲」なんていう報道があるけど、

ホントにね、少し前まではこういうことを首相が口にしようものならメディアが一斉に「違憲だ」と騒いだもんだけど、

今じゃ、しれっと報道するだけ。

しかも、「野党が反発する可能性がある」だなんていう言葉で締めるだけだから、

どこに問題があるのか分からない読者からしたら、

「野党がごねているだけ」という印象だけが与えられる。

この繰り返しでだんだん「安倍一強」という雰囲気が作られていったんだと思うよ。



とにかく、

この首相発言の問題はどこかということをまずはきちんと説明すべきなんだよ。

憲法99条には「天皇や内閣、国会議員、すべての公務員には憲法擁護義務がある」というものがあるんだということをまずはメディアが知らせるべきなんだよね。

こういう形で

行政権力側の人間は「憲法擁護義務」があるのだから

「改憲」を口にするのはご法度なんだとメディアはきちんと報道すべき。

これをスルーしてしまうと、

権力を縛るためにあるという「憲法の存在意義」そのものが崩れかねない。

まあ、メディアもこぞって崩そうとしてるのは間違いないんだろうけどね。

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個人の思想良心の自由を上回る慣習的儀礼なんてものは存在しちゃいけないよ。

2019年05月05日 | 国際・政治
今朝の朝日新聞の記事を読んでビックリした。

「慣習的な儀礼において思想、良心の自由を制限される場合があるので、当然『不起立、不斉唱』も制限する場合がある」という判例が出ているらしい。

思想・良心の自由を制限するような慣習的儀礼こそ憲法違反なのだから、「『起立斉唱』を強制する」が憲法違反なのは自明の理だよね。

こういう判決を出すから、橋下徹氏の「思想良心ではなく組織マネジメントの問題」なんていうとんでもない理屈がまかり通ってしまう。

これはつまり、

「ある組織の中に所属するということは個人の思想良心は認められなくともよい」と言っているのと同じだからね。

これは「絶対オカシイ」とならなきゃいかんでしょ?
 
 
個人の思想良心の自由を上回る慣習的儀礼なんてものは存在しちゃいけないんだよ。
 
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