川崎での凶行もテロと同じ。
そして、
そういうテロがどこの国で起きようが
その原因は、
「格差」「貧困」「差別」なのです。
日本でテロが起きるということは国内でそれらが蔓延しているという証拠。
これは明らかに社会保障等の福祉政策を削りまくる政治の責任が大きい。
その日本政府は
今や、「自己責任でヨロシク」なんていうことをずっと言い続けている。
これは小泉純一郎と竹中平蔵が推し進めた経済政策でもある。
「自己責任」←これこそ苦しむ人たちの救済を放棄する言葉。
テロを食い止めるには、
救済が必要な人たちを社会全体で受けとめ手を差し伸べることが必要なのに、
それをまったく放棄してしまおうとしている。
政治の責任がなくなってしまうし、
こんな状態の公共団体に税金を納める意味がまったくない。
困窮してにっちもさっちもいかなくなった人を助けようとしない共同体なんて存在する理由もない。
だから、
これからも悲惨な事件は後を絶たないだろうね。
よく、「自然界は弱肉強食だ、自己責任だ」という人がいるけれど、
実は、
群れで生活する動物は昆虫も含めすべてその社会全体で個を支え合うシステムで動いているんだよね。
動物の世界も含め「社会」を構築するのは「社会全体で個を守るため」なんだよ。
だからもちろん、
人間も例外じゃない。
だから、
「自己責任」を推し進めるのは、
「社会」そのものを否定することにつながるんだということ。
政府が自らの存在価値を否定するようなことやっているというわけなんだよね。
こんな社会が長持ちするはずがないよ。
このままスルーしてたらそのうち犠牲者がたくさん出るような事態に陥り、
最後は結局崩壊するだろうね。
ナチスや日本帝国が良い例だよ。
今ならまだ間に合う。
犠牲者がまだ少なくて済むんだよ。
そろそろ、その重い腰を上げようじゃないか。