ビートルズ で一番いいのは、やっぱジョンの声かなあ。
シャウトしても、ささやいていても、彼の声には痺れちゃうね。
声だけじゃなく、詩もいかしてるから手に負えないよ。
んで、今回は
「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」
頭文字から、LSDの曲だって勘ぐる人たちもいたらしいけど、
そんな下世話な人たちのことはほっといて・・・
この曲で、彼が伝えたかったのは「固定観念に縛られるなよ」ってことじゃないかって、ボクは感じるんだ。
「夜空に輝くのは星かもしれないけど、ボクにはこうも見えるよ」ってね、
ジョンはいってる気がするんだ。
実際、ボクらは、何を見るときでも、
客観的には見れやしない。
いつだって、自分の思い込みや願望が物事をゆがめてしまう。
だけど、これは、とっても大事なことなんだ。
だからこそ、この世の中に素晴らしい詩や絵や音楽が生まれてくるんだと
ボクは、信じてる。
夜が更けてゆくころ
月はあまりに高く
冷たい風の中で
遠くで輝いてる
ところが、オイラの手のひらからは
だらりと、真っ赤な血が垂れているのさ・・・
空が二つに割れた!
あの娘の声がしたよ
―星月夜 by fu-taro―
この、大いなる勘違いに乾杯!
80年代の幕を告げる名作アルバム「タトゥー・ユー」 の中の1曲。
「お前の奴隷にはなりたくない!」
っていうフレーズを繰り返すこの曲はこのアルバムの中でも屈指の出来栄えだと思うね。
ミディアムテンポのギターリフの上にミックのファルセットボイスが乗っかって、さらに、サックスが追い討ちをかけていき、最後にようやくギターソロがかぶさってくる展開なんて、
なかなか、いいセンスしてるよね。
(ってボクに言われても全然うれしくないとおもうけど)
生キテルウチニ、殺サレルノナンテ、 イヤダ
生キテルウチニ、羽ヲ モギトラレルナンテ、 イヤダ
生キテルウチニ、手足ヲ モガレ、
目玉ヲ エグラレ、
箱ノナカニ ギュウギュウ詰二 サレルノナンテ
ソンナノ イヤダ イヤダ イヤダ
ソンナノ イヤダ イヤダ ― ソンナノ イヤダ!by fu-taro―
奴隷って、なったことないからわからないけど
きっと、こんな感じなんだろうねえ・・・
スライ&ファミリーストーンの代表作の一つである「スタンド」
でも、ボクは、一番最初に聞いたときは、今ひとつ、ピンと来なかったなあ。
「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」や「アイ・ウオント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」の方が、断然、カッコイーと思ったね。
でも、何回か聴くうち、だんだんと、この曲の良さがわかってきたよ。
そして、この曲の後半に、あのイカシタファンキーなリズムが
なぜ、入っているかって事も。
もちろん、感じ方は人それぞれだし、ボクの感じ方はボク自身のものだってこともわかっているよ。
きっと、あの部分で、「みんな一つになっていこう!」っていう
スライのメッセージが込められてるように感じるんだ。
みんなもそう感じてるとうれしいな。
オーティスの声はいつも悲しみに満ち溢れてる。
MG'sのベーシスト、ドナルド・ダック・ダンが
彼の思い出について、話していると、
ドナルドの目からも涙が溢れ出していた・・・
ドナルドが最初にオーティスに出会ったのは、新しいボーカリストのオーディションに、オーティスが応募したからだった。
「さえない男がスタジオに入ってきた。今回もきっと駄目だろう。」
そう思いながら、彼から手渡された曲は「These Arms Of Mine」
しかし、彼の口から、搾り出されるような歌を聴いて、
思わず、演奏する手が止まったという。
「これは、ただごとじゃない!
ぼくは、大変な場面に立ち会っていることを、直感で確信したんだ・・・」
その後のオーティスの活躍はご存知の通り。
飛行機事故の知らせを聞いて、ドナルドは涙が止まらなかったらしい。
「とても大切な友人を亡くしてしまった!これで、ソウルの世界の新しい流れが止まってしまった・・・」
涙を浮かべながら、話しているドナルドの姿を見て、
改めて、オーティスに一度でいいからあってみたかったなあって
思うよ。
亡くなって随分経つというのに、
ドナルドはまるで昨日の出来事のように話していたんだ。
よっぽど、強烈で、しかも、人間的にもいい奴だったんだろうなって感じるんだ。
ぼくも、オーティスのオーディションの現場に居合わせたかったよ!!
そして、短い間だけど、オーティスの友人になりたかったよお!
ご存知の通り、ストーンズの初期のヒット曲。
この頃は、ストーンズ叩きにあってたみたいで、
覚醒剤とかで捕まったりしてたみたいだけど、
曲作りにはあまり影響が無かったみたいだね。
ビートルズに影響を受けた作風から、リズム&ブルースに戻ってシンプルに仕上げてるよね。
最近のライブでは、ほとんど演奏する有名な曲だけど、ライブ映像では、「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」が最高だよね!!
キースの「両手ぶらり奏法」もみられるしね!
この曲や「ユー・キャント・オールウェイズ・ゲット・ワット・ユー・ウォント」でのキースはホントに面白いよ!
横で、ロニーもキースを見て、大笑いしてるし
でもキースは一人で悦に入ってるし。
ほとんどの人は観たことあると思うけど、
もし、観た事ない人がいたらお勧めだね!
スタジアム借りてツアーするのは
彼らにとって初めてだし、セットはチャチいんだけど
その分、彼らの魅力が満載だよ!!