他国の戦争に参加できるのか否か、
この前の閣議決定をもとに政府が検討中らしい。
基本的には「我が国が存続したり国民の命や財産を守るのに、困難な状況に陥る怖れがないかぎり参戦できない」ということになるとのことだけど、
こういうのって実はいろいろ解釈がどうにでもできちゃうんだよね。(苦笑)
例えば・・・
「盟友アメリカ合衆国がヨーロッパ周辺のある国と戦争を始めました。アメリカが戦争に負けてしまえば世界の勢力地図が塗り替えられ、わが日本にも悪影響が出て最悪存続できなくなる可能性が出てくるため参戦することになりました。」とかね。
まあ、こういう言い方って
かのナチスドイツのヒットラーもよく使ってたらしいよ。
日本でいう「治安維持法」にあたる法律を制定するときも
『普通に生活している市民には何の関係も無い法律なので心配する必要は無いのです。』と言い張ってたし、
他国に侵略するときも
『ドイツ国家の存続はこの戦争に勝利していかなければありえないのです。』とも言っていた。
なんだか「この道しかない」と言い張って
戦争できる国にしようとしたり、
報道関係に圧力を加えたり、
学校教育で愛国を強調させたり、
個人の自由な考え方よりも、国家のことを優先するのが当たり前というような風潮を流したり、
沖縄県民の意思を「この期に及んで…」と言い放つセンスといい、
今の自民党政権は非常に危ない気がするんだよね。
とくに安倍さんの言動を見るにつけ
演説で民衆を引っ張る力があったヒットラーにかぶったりする。
あの人も口先だけでドイツをあんな方向に舵を切らせたからね。
福島第一原発も本当の意味ではコントロールできてないのに「コントロールできてる」と言い張って
原発推進しようとしてるし。
また事故が起きてもずっと「想定外」と言い続けるつもりなんだろうか・・・。
あと、
よく「普通の国」を目指す意見を言う人を見かけるが、
この世界の歴史の中で原爆が落とされたのは2回だけしかなく、
その2回ともこの日本なわけで、
そういう国だからこそ、「普通の国」になる必要は無いんじゃないかと思うんだよね。
どちらかというと、
原爆と原発事故をくらった「特別な国」として存続するほうが
世界に貢献できることが多いと思うよ。
自衛隊も「災害救助隊」と名称変更することで
世界中から尊敬されることまちがいなし!
安倍さんの「この道」だといろんなところで『敵』を作っていくだけだと思うんだよね。
軍隊を持たないということは牙をもがれた猛獣と同じで何もできないと考えがちだけど
もともと持ってない草食系だと考えれば、それなりの生き抜き方っていうのもあるはず。
例えばどんな猛獣にも負けない「象」みたいな存在になればいいわけだし。
もっと自信もっていきましょうよ、日本人!