私のCW運用は、大半をFT-818で行っている。せっかく買ったリグだからということもあるし、電源効率が高くて出先のお泊りポイントでPDモバイルバッテリーが充電できる=お泊りで翌日の電源を補充できれば、連日現地運用が可能になることもあり、直近ではGWに延べ行程6日のハシゴ運用も行った。
その一方でFT-818を今時のリグと比べると、やはり受信感度やノイズ耐性&低減機能など見劣り?聴き劣り?する場面もポチポチ。やはり基本設計が古いこと(確か2000年頃だったかな?)は、認めざるを得ないところだ。
また、私はどちらかと言えばキリの良い送信出力(硬貨や紙幣のように単体で1や5が出てくる数字)が好みなので、電話や電信のいずれもFT-818だと、6W@定格出力ではなく5W@L3レンジで運用している。と言ってもQRPに執着している訳ではないので、最近は「今時モデルの10W機があれば面白そうだよな~。」と思うようになっていた。
そこで頭に浮かんだのは、IC-705、FT-710、FTDX10の3機種だ。でもIC-705だと、電源効率はFT-818に匹敵するだろうけど周辺アイテムに専用品を揃えていく(コスト高でオトク感が低い)ことになりそうだし、放熱対策に手間がかかりそうに見えた&コストに見合うスッキリしたカッコ良さで整うんか?疑惑を感じたのでボツ。
その次のFT-710は、サイズが小さめなのでFT-818と並べてラック1段に収納できそうで、周辺アイテムも含めて考えるとIC-705より安く済みそうだと思うけど、不運?なことに私はFTDX10シリーズを経験している。要するに「FT-710は完全なSDR機とは言うものの、FTDX10シリーズより粗が目立って気になると早々に飽きが来るかもしれんし、それじゃあ困るな~。」と思ったので、ボツ。
以上の「あーでもない、こーでもない、云々。」を経て、FTDX10Sを購入。選んだ理由は、上記2機種で挙げたNG理由のウラ返しに加えて、事実上の値下げ期間中&JARLありがとうキャンペーンの期間中であったことも、当然後押しになった。
他に細かい点を挙げると、既にFTDX10Mの時に印刷した取説ファイルが手元にあるし、ラックのサイズや配線スペースも設計時の想定内なので問題無い。まぁ基本的には、CW専用or10W以下専用という使い方になると思う。ちなみに本当は50MHzも定格出力10Wが希望なんだけど、新スプリアス技適リグだけで済ますにはIC-705を採用する以外に現実的な方法が無いので、諦めて10Wに絞って使うと割り切った。まぁ、最近あまり出てないバンドけどね。
と言うことで、今後は立ち上げ等々を行っていくけど、完全(現FTDX10M相当)に立ち上げるまでは少々時間がかかると思う。早く立ち上がるに越したことは無いけど急ぎでもないので、ボチボチやっていこうと思う。
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