たぶん、CQ誌とともにカムバックしてから毎号欠かさず買っているアマチュア無線雑誌“HAMworld”だが、読むペースが新号発売に間に合わず溜まっていた。それが気付けば3冊、つまり隔月発売だから最大4か月超の放置になってしまった。さすがにこれはあんまりなので、半日ほどかけて全部ナナメ読み+αすることにした。以下は、その中でちゃんと読みした記事&その所感だ。
■SWRがいいのに、なぜ飛びが悪いのか/その1@HAMworld_2021年9月号
フルサイズでないダイポールの電流分布図や実験した結果を使って解説している。書かれている結論は予想どおりであったが、この手のアンテナの電流分布図は初めて見たので、新鮮だった。
■QSLカードボックス@HAMworld_2021年9月号
以前、JARL販売品の中にあったプラスチック製の収納箱の紙版というノリで、某印刷会社が商品化した印象だ。値段もJARL品より安くてそこそこの強度と見たので、ネットで調べてお試しで買えたらと思う。
■CP-6S設置ガイド@HAMworld_2021年11月号
現状の運用スタイルでは縁が無さそうなアンテナだが、調整や能力がどの程度のものかイメージするためには十分な情報が紹介されていた。意外と調整は難しくなさそうに思えたが、迷子にならないだけで手間は相当かかると見た。
■SWRがいいのに、なぜ飛びが悪いのか/その2@HAMworld_2021年11月号
前号のダイポールに続いて、この号はバーチカル系のアンテナのの電流分布図や実験した結果を使って解説している。これも書かれている結論は予想どおりであったが、改めて電流分布図で見ると説得力が増すと感じた。
■RHM12の実力@HAMworld_2022年1月号
最近注目のホイップアンテナだな。基本的に、アース環境が有る方であればトラブル無く立ち上がるアンテナだと思うので、1本あると色々遊べそうなアンテナなんだろうけど、値段が高いのと雨だと何か所も防水処理が要りそうだな~。まぁご縁が有ればということで。
■1200MHzバンド用アンテナ4連チャン@HAMworld_2022年1月号
もちろん記事タイトルではないが、反射板付きツインループ、エンドファイヤヘリカル、アストラルプレーン、6エレ円ループの各アンテナを紹介していた。特集でもないのに、同じバンドのアンテナをページ割り込み無く立て続けに見るのは初めてだったので、「これは完全に1200MHzバンドの利用促進を意識したな。」と思った。
■HFモービル・アンテナをベランダで使う@HAMworld_2022年1月号
前号までの“SWRがいいのに~”シリーズと同じ著者の記事だ。今号はコモンモード電流の影響についても触れており、回り込み、インターフェア、輻射効率にも踏み込んでいた。これらはベランダ以外でも参考になる内容だと思う。
■NanoVNAで可視化しながら製作するコモンモードフィルター@HAMworld_2022年1月号
記事の中身と言うよりも、NanoVNAが登場する記事を見る度に「有ると便利そうだな~。」と思ってしまう。だけど輸入品ということで、毎回躊躇している。それと、コモンモードフィルターは市販品を一時期使っていたことは有るが、幸いにも?効果を実感したことは無い。一方で、「何時必要になるか分からない!」とも思っており、そういう事案に備えて手持ち資料の充実(入手)を日々目指している。
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と言うことで、延々ページめくり&手を止めて読むことを繰り返すという、中々しんどい半日強の時間を過ごすことになった。以前は病院での待ち時間中に読んだりしていたが、サイズがA4なのでいつの間にか持ち込みすらしなくなり、結局読まずに溜まっていった。せめて次の号を買うまでには、それ以前の号を読み終えたい。
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