
毎回、交通安全を訴える運動に参加する方がいる。もちろん、これ自体を否定や批判する気は全く無いが、その作戦に問題のあるパターンが私の生活圏で発生している。その一例がUP写真だ。
これは私の通勤ルートにある某交差点にて、クルマの運転席から撮影したものだ。のぼり旗にはデカデカと“交通安全”と書かれているが、問題はそれが設置してある場所だ。
この交差点は、私が“止まれ”の立場なので、停止して進入する道路に人、クルマ、自転車がいないことをを確認するのだが、止まるべき場所に止まるとUP写真のようになる。つまり、交通安全を訴えているのぼり旗によって私の視界が遮られている訳だ。
「じゃあ、少し前に出ればいいじゃん!」確かにそのとおりだが、少し前に出ると、今度は2本目の旗が視界を遮ってくる。2本の旗を回避するくらい前に出ると、車のボンネットが進入する道路に飛び出してしまう。
しかも旗は風でバタバタしているから、写真の見た目よりも広い範囲で視界が遮られる瞬間がある。見通すべき方向にウロチョロする目隠しが有るなんて、正直目障りだねぇ。結局、こんな旗によって少々シビアな停車(風でバタバタしている旗と旗の間で見通せる位置)を余儀なくされる。
この旗が無ければとても見通しの良い安全な交差点なのに、この旗のお陰で普段は要らない気を余計に使わされる、つまりドライバーにストレスを与えて、安全性を低下させている交差点になっている。しかも、その旗の訴えていることが“交通安全”という、正に“本末転倒”なプロデュースに毎回期間中は苦笑している。
さて、“都合の良いことだけを考えていると、必ず都合の悪いことが最低1つ伴ってくる。”これは常日頃、私が陥らないように意識していることの1つだが、今回はこれを交通安全運動に取り組んでいる方(ここにのぼり旗を設置しようと決めた方or賛成した方)に気付いて欲しい。そして、こんな訳の分からん“本末転倒”なプロデュースを改善して欲しいと思う。でも毎年恒例の瞬間だから、無理かな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます