2本のホイップアンテナをエレメントとして使うダイポールアンテナ。前回までは、オフセンター給電の有効性の見極め&14MHz用ホイップアンテナの個体差を確認した。そうなると現時点で「じゃあ7MHzはどうなん?」となるのは自然の流れだと思う。そこで、MAV-2Wダイポール7MHz仕様を立ち上げる前に、HF40CL@2mクラスのセンターローディングの個体差も見てみることにした。
今回の測定は、常願寺川の堤防@右岸9.1キロポスト付近で行う。到着して早速お店を広げようとしたら、「おいっ、チェックケーブル無いやん!」と。そう、7MHz用アンテナチェックケーブル@MP&MJ-L仕様を忘れてきたことが判明した。
本当は個体差を詳しく把握するつもりだったけど、「それは標準エレメントを1本キープしておけば、後でも見れる!」と渋々割り切って簡易測定でお茶を濁すことにした。以下が測定結果で、エレメントの取り付け方は標準のものを挿入長さMAX(全長最短状態)とし、帯域はSWR≦1.5の範囲だ。
■HF40CL(1本目、簡易測定)
・L=2205mm:f0=7.056MHz、SWR≒1.00、Z≒47Ω、帯域=7.029~7.083MHz(7.056MHz±27kHz)
■HF40CL(2本目、簡易測定)
・L=2205mm:f0=7.080MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=7.052~7.108MHz(7.080MHz±28kHz)
やっぱりHF20CL@14MHzと同じく、個体差があった。しかも内1本@2本目は、もし本測定で上記の結果だったらCWの周波数に調整しきれない値だ。今回は簡易測定なので何とも言えないが、時間を見つけて本測定をやっておきたいところだ。
と言うことで、MAV-2Wダイポール7MHz仕様は、なるべく1本目のHF40CLをキープして調整する方向でやっていこうと思う。実際問題、ホイップアンテナとしてキープするのは一番手の条件じゃないので、可能であれば程度に意識しながら進めていこうと思う。
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