JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

三脚の補修_171115

2017年11月15日 23時38分38秒 | 撮り鉄用小道具

「ついに来る所まで来たか…。」これは先日の只見線撮り鉄の際に、思わずつぶやいた独り言だ。何の事かと言えば、三脚の脚のことだ。

ここ数年の常用三脚は、SLIKの“カーボンマスター 923 PRO N”というモデルだが、脚の伸縮を固定するナットが時々効きにくくなる(そこそこ強めに締めてもロックしきれない)ことがあった。この時点では、まだ致命的だとは感じなかったので放置していたのだが、今月に入ってから伸ばした脚の一部がかなり強く押し込まないと縮まなくなってしまった。現地で「こりゃ入院(修理)だな~。」と思っていたのだが、テキトーな性格が昂じて2週間ほど忘れていた。

それを今朝になって思い出し、「帰り道にお店へ寄って来よう。」となった。しかし、夕方に車中で付着した土などを雑巾で拭き取りながら「ちょっとバラしてみるか~?」となり、バラしてみて中から出てきたものがUP写真(撮影は帰宅後自宅にて)のものだ。要するに修理には出さず、そのまま持ち帰ってパチリとした訳で…。

UP写真について自分なりの見立てを混ぜて状況を説明させてもらうと、まず中央のパイプがボディーと言うか脚、先端から2段目で、3段目とインローになる部位だ。で、そこに角穴が2等分で開いている。脚の両サイドに有る四角い凸が付いてるカールした部品(展開長は半周足らず)は、凸部を角穴に嵌めて脚パイプの外側に取り付く。脚パイプの内側には線状の凸が軸方向に2等分で設けてあり、これにカールした部品を当てることでナット締め付け時の廻り止め対策としているようだ。ちなみに脚パイプの外側に有る白い部品は、ナットの締め付け力をパイプ全周で受けることと、脚を伸ばした時のストッパー&緩衝と、カール部品がナットに直接接触して破損しにくいようにしているようだ。

で、バラした時に内部では、このうち左に写っているカール部品が折れ曲がり(白っぽい直線が曲げ線などを伸ばした所)、一部でこの薄板が3枚重なった状態になっていた。要するに1枚しか無いはずのものが、3枚入っていた状態だったということで、「そりゃ~固いはずだ!」と納得した。

結局、車中でカール部品の折り曲がり&重なりを戻して、手探りで脚パイプ同士の位相を合わせて、3段目の脚パイプにゆっくり押し込んだ。そして数回伸縮を繰り返し、滑らかに動くことを確認した。

これでしばらく修理は無くなったが、今はこのカール部品を補修パーツとして予め入手しておくべきか思案中だが、過去の経験を踏まえるとお店で話が通じるかが心配だ。こんなオーダーはレアだろうから。


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