JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

BENCHER_JA-2の調整

2020年10月04日 11時37分19秒 | マイク、パドル

まだ五能線の撮り鉄記事が数件残っているが、無線ネタを数件割り込ませる。

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CW運用のためには、リグやアンテナの他に電鍵が必要だ。私の場合はパドルを用いるのだが、1月下旬に入手して以来ほとんど使うことなく、動作確認程度しか行っていなかった。そしてかなり涼しくなって雨が降る天気予報でなかった10/3(土)、ようやく運用してみるためにお出かけした。

お店を広げた後、パドル@BENCHER_JA-2のレバーを空打ちしてみると、「ストロークが大きいな。」と。確かに入手後は調整していなかったので当然と言えば当然なのだが、運用シーンのイメージトレーニングが甘くてそこまで頭が回っていなかったようだ。

さて、調整は両レバーを空打ちしながら、正面の両角付近から放射状に出ている六角穴付き止めねじのねじ込みを変えていく。ねじの先端には電極が付いていて、ねじ込めばレバー側の電極に近づきストローク量が可変できる。

早速、六角棒スパナで止めねじを回していき、右側は特に問題なく行えたが左側の六角穴にスパナが入らない。向きを変えながら再チャレンジするも、結果は同じく入らない。「何で?」と思いながら六角穴をのぞき込んでみると、何となく内側に潰れた“かえり”のようなものが有って、穴が正六角形ではないように見えた。

正直これを修理するのは簡単ではない(特に出先ではツールが無い。)ので、わずかに引っかかってくれたスパナをキープするように騙し騙し回して、何とか調整を終えた。まぁ前オーナーが何かやらかしたんだとは思うが、改めて「このパドルは中古品なんだ!」と再認識させられる瞬間でもあった。

と言うことで、ようやく運用環境が整った。運用の様子などについては次記事とさせていただく。


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