JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

MDC80(MDシリーズ3.5MHz用カセットコイル)の測定_230321

2023年04月05日 23時59分59秒 | 3.5MHzアンテナ

MDC16@18MHz用カセットコイルの調整が順調に終わり、せっかく広々とした所にいるので、シリーズ中で最も波長が長い3.5MHzとなるMDC80に着手する。SSB用にするかCW用にするか悩んだけど、とりあえずCW用に調整してみることにした。

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■測定条件など
・モービル   :シエンタ天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :3.5MHz用アンテナチェックケーブル
・アース    :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)×2枚
・測定器    :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500、視差軽減対策を試みたが、現在不調中
・その他    :メインエレメントはステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=3.511MHz付近
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MDC16@18MHzと同じく、まず調整バーを目いっぱい縮めた状態で測定。しかし途中でアンテナアナライザーが不調になり、細かく測れなくなった。仕方が無いので、とりあえずボトムSWRとインピーダンスだけでも何とかするプランに変更。結果はf0=3.324MHz、SWR≒1.55、Z≒50Ωであった。とりあえず、f0がバンド下端より低い所にいることが分かったので、最低限の安心感を得る。

ちなみに不調なアンテナアナライザーだが、電源を切っておく時間の長さに応じて不調になるタイミングを遅らせることが出来るようだが、あくまで傾向であって具体的な法則は不明だ。なので数分単位で適当に電源をOFFにしてから測定を再開するくらいしか方法が無いようだ。

仕方が無いので数分の電源OFFを経てから、調整バーを目いっぱい縮めた状態で測定。結果はf0=3.925MHz、SWR≒1.08、Z≒43Ωであった。一応、メーカーの謳い文句のとおり、3.8MHzにも対応可能であることが分かった。

それにしても、調整バーのストロークが45mmほどしか無いのにf0の移動量が意外と大きいようで、これはこれで凄い商品だと思う一方、ねらいf0に合わせる調整作業はシビアだろうな~。この調整は後々苦戦するかもしれないな…。

と言うことで、今回は現状把握測定のみとし調整作業は先送りとする。こんな状態で公称帯域が±5kHzのf0を1kHz単位で狙うなんて無理だ~。これはアンテナアナライザーを更新した後に、じっくり腰を据えてやりますね。

 


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