アンテナアナライザーが不調なため、各カセットコイルが調整やり仕舞いにならなくなってきたが、せっかくお店を広げているので、時間が許す限り作業は続けようと思う。と言うことで、残っているバンドで使用頻度が高そうな10MHz用カセットコイル@MDC30を調整してみることにした。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :10MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)×2枚
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500、視差軽減対策を試みたが、現在不調中)
・その他 :メインエレメントはステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=10.126MHz付近
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先に調整を終えたMDC16@18MHzなどのように、調整バーを目いっぱい縮めた状態で測定。結果はf0=8.660MHz、SWR≒1.13、Z≒54Ω、帯域=8.632~8.668MHz(8.660MHz±8kHz)であった。でもこれ、帯域が狭過ぎだよね。「おいおい3.5MHzじゃあるまいし、エレメントが2mもあるのにこれは無いやろ~。」だな。
次に、調整バーを目いっぱい伸ばした状態で測定。結果はf0=10.706MHz、SWR≒1.7、Z≒27Ω、帯域なしであった。一応、上記の目いっぱいの間にバンドがスッポリ入っているのは分かったけど、この帯域の狭さだと全然オトク感が無い。物理的に長いくせに帯域が狭いって、正直理解に苦しむ。
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既に他の記事でも書いているけどアンテナアナライザーが不調なので、今回は深追いしないことにして一旦ペンディング。時間がもったいないので次のカセットコイルに行きたいと思う。
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