JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HFB-80(3.5MHz用ホイップ)を測定&調整_220913

2022年09月20日 12時54分19秒 | 3.5MHzアンテナ

直近数件でUPした記事を踏まえると「次はHFB-40@7MHz拡張帯SSB用の再調整じゃないん?」となるんだろうけど、幾つかの事情(以下に詳細)により別のアンテナの調整を先に行っていく。と言うことで、HFB-80@3.5MHzの測定&調整に着手することにした。

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■HFB-80@3.5MHzを選んだ幾つかの事情
・作業日時は主に雨でない平日の出勤前。
  →暑い時間帯の屋外を避けるため、概ねAM4:30出発~6:30帰宅で人様の邪魔にならない広い所へお出かけ。
・エレメントのスライドのみで調整が行えると見た。
  →両頭グラインダーによる加工が発生せず、比較的短時間で結果が出そうなアンテナに思えた。
・測定が絡まない作業(ステルス処理など)は、昼休みや帰宅後の空き時間に行う。
  →これも暑い時間帯の屋外を避けて作業を進めようとした結果。まぁ思い付き込みで。
・3.5MHzとMAT50×2枚環境の調整完了実績が欲しかった。
  →一応新環境だし、新たなバンドの見通しが立つ安心感って大事よ、うん。

■測定条件など
・モービル   :シエンタ天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :3.5MHz用アンテナチェックケーブル
・アース    :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)
・測定器    :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500)
・その他    :目いっぱいステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0≒3.511MHz
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主にCOMET_HFB-○○シリーズにおける話になるが、9/12(月)以降に行うアンテナの測定&調整作業は、止めねじ部以外のステルス処理を終えてから行うことになった。

このため早速、9/11(月)の昼休みに、現状(今春調整完了状態)のHFB-80に可能な範囲のステルス処理を行ったものを測定。結果はf0=3.462MHz、SWR≒1.09、Z≒50Ω、帯域=3.452~3.472MHz(3.462MHz±10kHz)であった。今春f0に対する変化量が-49kHzということで、概ね帯域5個分に相当する。意外と大きなズレ量だね。

以降はエレメント長さを-20mm、-30mm、+3mmと変えながらトライ&エラーを繰り返し、最終的にはf0=3.510MHz、SWR≒1.10、Z≒50Ω、帯域=3.499~3.521MHz(3.510MHz±11kHz)となり、作業を終了した。ちなみに標準エレメント挿入長さMAXに対して64mm伸ばした状態となる。

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これで夕方が雨だったとしても、アンテナ調整の代わりに道草運用する時の選択肢が更に1つ増えた。この先は日の入り時刻が徐々に早くなりCONDXも秋モードになると思うので、それに備える形になった。こんな感じで少しでも早く立ち上げていき、運用環境の充実につなげたいと思っている。


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