JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HF20FX(14MHz用ホイップ)をシエンタ&MAT50×2枚で測定&調整

2022年09月05日 21時11分40秒 | 14MHzアンテナ

9月に入ったとは言え、日中はまだまだ暑い。と言うことで休日の雨でない日は、もうしばらく早朝にアンテナ調整して、日中は引き籠りor車内系のネタになりそうだ。そこで、9/4(日)の早朝も自宅5時発で朝飯までの時間を充てた。

今回は先週のやらかしを反省して、車載していなかったチェックケーブルを全て持ち出し。まずはHF20FX@14MHzから調整を始める。

測定条件などは、ケーブル長さ≒150mmのMAT50×2枚14MHz用のチェックケーブル、1つ型遅れのCOMET製アンテナアナライザーで、帯域は、SWR≦1.5の範囲、ねらいf0=14.153MHzとした。

今回も現状把握、つまりMAT50×1枚で調整を終えた状態(エレメント最短から67.5mm伸ばした状態)から測定。結果は、f0=14.050MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=13.978~14.122MHz(14.050MHz±72kHz)であった。単純比較だが、MAT50×1枚の時に対してf0が104kHz低く出た。

その後はエレメントを-10mm、-6mm、+1mm、+0.5mm、+0.5mmと、伸ばしたり縮めたりしながら都度測定し、最終的にはエレメント最短から53.5mm伸ばした状態で、f0=14.154MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=14.083~14.225MHz(14.154MHz±71kHz)となり、作業終了とした。

上記の結果を前回@MAT50×1枚と比較すると、f0が偶然同じ値で帯域が±1kHz広くなっていた。でも、これを以って「MAT50×2枚で、帯域が広くなったぞ!」とは言えないだろう。この程度の差はアナログメーターということもあり、測定値の読み取り誤差と考える方が妥当だろう。

と言うことで、またしてもMAT50×2枚の効果を数値で確認することは叶わなかった。だけど悪い結果は出ていないので、「少なくとも失敗はしていない!」と断言できる。何か実感できる効果が早く出てくることに期待しよう。


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