測定(エレメント伸縮)回数が当初の見立てより若干多かったHF20FXの調整も無事に終わり、まだ朝飯の時間まで余裕がある。そこで、同じチェックケーブルでの作業となるHFB-20@14MHzの調整を行うことにした。
測定条件などは、ケーブル長さ≒150mmのMAT50×2枚、14MHz用のチェックケーブル、1つ型遅れのCOMET製アンテナアナライザーで、帯域は、SWR≦1.5の範囲、ねらいf0はHF20FXと同じ14.153MHzとした。
今回も現状把握からで、MAT50×1枚で調整を終えた状態(エレメント最短から67.5mm伸ばした状態)で測定。結果は、f0=14.085MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=14.023~14.147MHz(14.085MHz±62kHz)であった。MAT50×1枚の時に対してf0が67kHz低く出たが、HF20FXより差が3割ちょい小さい。
正直に言うと、HF20FXの時は少々手抜き(前回調整データを参照後、暗算&勘でザックリ進めた)したお陰で、6回も測定する羽目になった。なのでHFB-20では、前回調整データを参照後に調整長さを電卓で計算して-10mm、+1.5mmと出し入れしながら測定。
結局f0=14.155MHz、SWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域=14.093~14.217MHz(14.155MHz±62kHz)となったところで時間切れ(ここから引っ張ると朝食に間に合わなくなる)となり、f0ねらい値+2kHzだったけど作業終了とした。
-・・・-
これで2本の14MHz用アンテナ(HF20FX、HFB-20)を、よく似た調整結果に落とし込んだ。一方で、違うf0にするプランも無い訳ではなかったけど、MAT50×2枚の見極めや気分に合わせてアンテナが選べるプランとした。と言うことで、色々試しながら遊んでいこうと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます