高気圧のど真ん中だった今日、SS木君、悪友の3人で白骨温泉から十石山へ行ってきた。初めてのこの山だったが素晴らしい天気に恵まれ会心の山スキーだった。
朝、3時起床、悪友を迎えに行き、4時SS木君と平湯で落ち合い5時白骨温泉着。寒い!-10℃くらいだろうか。準備を整え早々暗闇の中出発。しばらく林道沿いに登り、樹林帯の急斜面に取り付いた。
ラッセルは無いが逆にカチカチに凍っていて早速クトー装着。それでもシールがあまり効かず難儀しながら急登を1時間チョイで登りきり1800m付近でようやく夜が明けた。
そこからは明瞭な尾根を登り続ける。さすが怪物SS木君は速い。なんとか引き離されまいと着いていく。久しぶりの悪友も黙々と着いてくる。この試練の後には素晴らしい景色が待っているはずだ。
標高2300mを超えると疎林となり周りの景色も開けてきた。樹氷がとても美しくやっぱり来て良かった。2400mを超えると木はすっかり無くなり大雪原が広がっていた。帰りはどう滑ろうかと迷うくらいだ。
背後には富士山が見えてきた。八ヶ岳、蓼科方面も良く見える。
浅間山が噴火したようだが煙は分からなかった。
山頂付近はやはり風が強くなって雪面もクラストしてきた。強風に耐えながら山頂に着くと、飛騨側の山々が目に飛び込んできた。なんという素晴らしい景色だろう。十石山は穂高と乗鞍に挟まれていて展望は最高だった。眼下には栃尾方面の家もよく見える。
非難小屋で小休止をしてぼちぼち出発しますか。(お墓じゃないよ)
シールを剥がしいざいざ。無木立は少し固めの斜面だったが最高に気持ちいい。これだから山スキーは止められない。
落ちていくように高度を下げていく。
乗鞍連山
ふるさとの山々
11時30分白骨に戻ってきた。早速泡の湯で温泉に浸かり、乗鞍高原で食事をして奥飛騨に帰った。とにかく最高に楽しかった。
SS木君の滑りです。
</object>