ヤマジノホトトギス[山路杜鵑草](ユリ科)
山野の林内などに生える多年草。葉は卵状長楕円形~狭長楕円形で先端が急に尖ります。
8~10月、茎先や葉腋にこんな花を咲かせます。
花被片は、反り返ったりせず水平に開き、白地に紫色の斑紋があります。雄しべは6本、中央に雌しべがあり、柱頭は3つに分かれます。花柱や雄しべには紫色の斑紋はありません。
ここもよく歩く林の中の小道です。ホトトギスらしい葉があるなとは思っていましたが、花に出会ったのは初めてでした。何株かまとまって生えていて、きれいな花を咲かせていました。
以前別の林でホトトギスの花を見かけましたが、翌年にはその姿を見ることができませんでした。
「とっていいのは写真だけ」、野に咲く花を独り占めしても長く根付かなそうです。
この場所で温かく見守りたいですね・・・・・
9月中旬 横浜市内にて
去年の12月に、teacupブログに引っ越しましたが、1年経つ前に昨日アクセス数が1万件を突破しました。
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