自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

池の中でひっそりと・・・

2010-06-20 19:30:00 | お散歩


コウホネ[川骨・河骨](スイレン科)
北海道から九州に分布する、水生の多年草。葉には、抽水葉(水上葉)と沈水葉(水中葉)があります。抽水葉は長卵形で基部は矢尻形になり、沈水葉は膜質で細長く波縁となります。
6~9月、水面上に長い花柄を伸ばし、黄色い花を咲かせます。果実は液果で、水中で生育します。
コウホネの根茎を川骨(センコツ)といい、漢方で止血、利尿、強壮などに用います。
時々訪れる公園の池に、細長い葉がたくさん生えていました。なんとなくコウホネかなと思い、近寄って見ると葉陰にわりと小さな黄色い花を幾つか咲かせていました。
自生のものかよくわかりませんが、初めてコウホネを見ました。何気なく立ち寄った池での、思いがけない出会い。とてもうれしい瞬間です。

6月中旬 横浜市内にて

コメント (4)
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