自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

それでも咲いた花たち・・・

2011-05-18 21:56:00 | 分類なし

クサノオウ[瘡の王](ケシ科)
先日訪れた、岩手で出会った花たちを載せ忘れていました。
被害に遭うことがなかった伯母の家の前には、クサノオウがたくさん咲いていました。
葉の緑、花の黄色、太陽に照らされてとても綺麗でした。

2009年の花


コクサギ[小臭木](ミカン科)
先日載せた、シロバナエンレイソウの近くには、こんな花も咲いていました。
その時はよく分からなかったのですが、どうやらこれはコクサギの雄花のようです。
こちらでも見ることはできますが、花の季節になかなか行き会うことができず、これが初めて出会った花になります。雌雄異株なので、今度は雌花にも出会いたいですね。

コクサギの実のあと


イソヒヨドリ[磯鵯](ツグミ科)
こちらへ帰ってくる日の朝、港近くを見てきました。車の中からは何度か見ていたのですが、自分の足で歩いてみるとその被害の状況がよく分かります。
変わり果てた町の中で、綺麗な鳥の声が聞こえてきました。津波に浸かり、住む人のいなくなった家のアンテナに、イソヒヨドリがとまって鳴いていたのです。
私は初めてその鳴き声を聞きました。とても綺麗な声なのですね。
元の町並みの中で、その声を聞きたかったです・・・・・

5月上旬 大船渡市内にて

コメント (6)
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