自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

毒か薬か・・・

2015-04-25 18:24:00 | お散歩
ルニチニチソウ[蔓日日草](キョウチクトウ科)
ヨーロッパ原産の常緑多年草。茎は横走して節から根を出して広がります。葉は対生し短い柄があり、卵形で全縁、革質で光沢があり、葉裏と縁には毛があります。
春から夏にかけ、対生する一方の葉腋に、5深裂した青紫色の花を咲かせます。
元々は観賞用として渡来しましたが、今では逃げ出して道端や草原などで野生化しています。
この花も、果樹園の脇にある草むらで咲いていました。
ツルニチニチソウには、アルカロイドのビンカミンが含まれ、その誘導体のビンボセチンは脳循環改善薬(カラン)として発売されていたこともあります。
身近な所に薬草はあるんですね。

4月中旬 横浜市内にて

コメント (8)
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