自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ヘラオオバコ・・・

2015-05-06 19:31:00 | お散歩
ヘラオオバコ[箆大葉子](オオバコ科)
ヨーロッパ原産の多年草、または1年草。世界中に帰化しています。短縮した根茎から、長さ30cm程の広線形~倒披針形の葉を多数出します。葉柄や葉身には毛があり、葉縁は全縁で通常波を打ちます。

6~8月、高さ30~70cmの花茎の先にはじめ頭状、のちに穂状の花序を出します。花冠は白色、下半分は筒状で、先は4裂し反り返ります。雄蕊は淡紫色~淡黄白色で外に突出し目立ちます。
江戸時代末期に渡来したそうですが、今では北海道~沖縄の道端や荒れ地などに広く帰化していて、外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
このヘラオオバコは、川沿いの道端で出会いました。私が散策を始めた頃は、あまり見る機会がなかったのですが、今では普通に見ることができます。繁殖力は強いのですね。
ここまで広がったら、駆除するのは大変ですよね。

4月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする