自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

キブシ咲く

2006-03-24 13:55:00 | お散歩
ソメイヨシノもちらほら咲き始めましたが、一足先に花の盛りを迎えた木がありました。



キブシ(キブシ科)です。
2月に蕾の写真を載せましたが、いよいよ満開です。
葉が芽吹く前に花を咲かせるので、緑少ないこの時期わりと目立つと思います。
横浜の若葉台団地から三ツ境駅に行くバスに乗ると瀬谷・追分市民の森辺りで車窓から楽しむことができます。庭木として植えているところもあるみたいなので、探してみてください。

3月下旬 大和市内にて
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揉めば胡瓜!!

2006-03-23 22:12:00 | お散歩
その名もキュウリグサ(ムラサキ科)です。



直径2㎜程度の花ですが、淡い青紫色がなんともいえず可憐です。
この花は咲き初めなので質素ですが、そのうち段々と先がサソリの尾のように巻いてきて、見た感じも変わってきます。ちょっと手が触れただけでもポロリと花が落ちてしまうので、取扱いには注意しましょう。
勿忘草(ワスレナグサ)も同じムラサキ科です。花の感じが似ていると思いますがいかがでしょう?
このキュウリグサ、別名をタビラコというそうですが、春の七草のホトケノザもタビラコといいます。まったく別の植物なのに、紛らわしいですね。
葉を揉むとキュウリの匂いがするので、この名があるそうですが、道端で見つけたら是非試してみてください。

3月下旬 大和市内にて

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片栗粉

2006-03-22 16:03:00 | お散歩
この花を見るのは、新婚当時の10年ほど前、実家の近くの山に、当時飼っていた老犬と散歩に行った時に出会って以来です。



カタクリ(ユリ科)です。
去年、久しぶりにその場所に行ったときには、カタクリはありませんでした。きっと盗られてしまったのでしょう。自然のままで、毎年咲く花を待っている方が、楽しみも大きいと思うのですが、心無い人がいるもんですね。
片栗粉とは本来、この植物の鱗茎からつくったものです。今では、ほとんどジャガイモから作るらしいですが、それだけカタクリの数が減ってしまったということでしょうか。
花の命も短いのですが、葉も初夏までには無くなってしまうそうです。1年の大半を地中で過ごしているのです。慎み深いこの花を、そっと見守っていて欲しいと思います。

昨日は、ここ横浜でもサクラの開花宣言が出ましたが、我が家の辺りでは、もう何日かかかりそうです。

3月下旬 大和市内にて
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ひなたぼっこ

2006-03-21 21:47:00 | お散歩
先週のとある晴れた日に、境川沿いの道端でオオイヌノフグリの中に赤いものが動いていました。



よく見るとてんとう虫が何匹かひなたぼっこをするように、春の陽だまりの中にいたのです。かれらが何をしていたかわかりませんが、チョコチョコと草の中を動き回っていました。てんとう虫たちも活動再開といったところでしょうか。
近くの公園では年配の方々が数人でヨモギ摘みをしていましたが、人も虫たちも春の訪れを楽しんでいるのですね。

3月中旬 横浜市内にて
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灯台下暗し

2006-03-20 22:49:00 | お散歩
その名も、トウダイグサ(トウダイグサ科)です。



独特の雰囲気を持つ草です。「トウダイ」は海にあるやつではなく、昔明かりに使った「灯台」の形に似ていることからつけられたそうです。
私が育った家の周りにも生えていました。これは、境川沿いの田んぼの畦にあったものです。
トウダイグサ科の植物は、茎などを折ると白い乳液状の汁が出てきます。これが皮膚に付いたりするとひどくかぶれるので注意しましょう。柔らかそうですが、食べない方が良いと思います。

3月上旬 藤沢市内にて
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