自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

鬼が咲く・・・

2006-07-26 21:50:00 | お散歩
オニユリ[鬼百合](ユリ科)です。
山野などで自生していますが、よく庭などにも咲いています。元々は、食用として日本に来たものが、今は自生しているとも言われています。秋に鱗茎を掘り取って干し、咳止めや解熱に使うそうです。

葉腋にこんなムカゴができます。
オニユリは種子ができず、このムカゴか鱗茎によって繁殖していくそうです。
ヤマノイモのムカゴは、ご飯に炊き込んで食べたりしますが、このムカゴはどうでしょう?

この花は、友人宅の玄関先に咲いていたものです。今度ムカゴをもらってきて我家の庭にも植えてみましょうか。。。

7月下旬 横浜市内にて  
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キノコ刺します

2006-07-25 23:38:00 | お散歩
チダケサシ[乳茸刺](ユキノシタ科)です。
信州で乳茸(チチタケ・チダケ)をこの草の茎に刺して、山から持ち帰ったことから、この名があるそうです。
やや湿った山野に生える草で、この花もよく行く市民の森の小川沿いで、群生していました。茎や葉柄に毛が密生していたので、バラ科の花かと思っていたら、ユキノシタ科なのですね。特徴を覚えるのは、やはり難しいです。

そろそろ、梅雨が明けるのでしょうか?



7月中旬 横浜市内にて  

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もう秋です・・・

2006-07-24 21:36:00 | お散歩
アキノタムラソウ[秋の田村草]
(シソ科)です。
名前に「アキ」が付きますが、花の時期は7月からです。
山野の道端に生えている草で、学名をSalvia japonicaといい、観賞用に栽培されているSalvia(サルビア)の仲間です。japonicaとは、「日本の」という意味なので、「日本のサルビア」ということです。
近くの山を散策して、この“日本代表”を探してみてください。


7月中旬 横浜市内にて  
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農業体験・・・

2006-07-23 16:56:49 | 家族
今日は、田んぼの草取りとトウモロコシの収穫をしました。朝方まで雨が降っていましたが、昼前にはあがり、今回は雨に濡れずにすみました。
田んぼの中の雑草は、一昨年体験したときよりは少なく、ほとんど田の中を歩き回るだけでした。でも、歩くことで田の土をかき回し、土に酸素が混ざり、稲の生育をよくするそうです。

こんなカエルも沢山いました。
ここ横浜では、今のところ稲の生育は順調だそうです。今後、稲穂の成熟する時期に日照がきちんとあると良いそうですが、いつ梅雨が明けるか分からない状況で、来月の天気が心配です。


収穫したトウモロコシは、家でも食べました。新鮮でとても美味しかったです。

7月下旬 横浜市内にて  
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盗人に注意!!

2006-07-22 21:39:26 | お散歩
ヌスビトハギ[盗人萩](マメ科)です。
「ハギ」と名に付きますが、いわゆる「ハギ」の仲間ではないそうです。
果実の形を盗人の足跡に見立ててこの名があります。この写真では分かりにくいですが、下の方にぼやけて、メガネみたいに写っているのが果実です。
「ハギ」との違いは、この果実にあるそうで、「ハギ」の果実は、このように分節せず、1個の果実をつけるのです。

果実の表面には、かぎ状の毛が密生し、動物などに付着して散布される、いわゆる「ひっつき虫」のひとつです。
その辺の山地にある、草地や林で見ることができますので、「盗人の足跡」を目印に探してみてはいかがでしょうか。

7月中旬 横浜市内にて  


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